エドノミクス
歴史と時代劇で今を知る

著者名

飯田泰之 著 , 春日太一

判型

四六判

定価

1404円(本体1300円+税)

発売日

2014/05/30

ISBN

9784594070526

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この本の内容

時代劇の中の真実味から「経済」や「政治」を読み解く
●なぜ、徳川家康は嫌われるのか? 
●「忠臣蔵」作品から、製作当時の時代の空気が見えてくる? 
● “暴れん坊将軍”吉宗人気には、日本人特有の権力者待望論がある!? 
●司馬遼太郎が築き、そして壊したものとは?



「経済」とは市井の人々の営みでもある。一方、「時代劇」は江戸時代の人々の暮らしや生き様に、“今”を盛り込んだエンターテインメントである。

本書では、時代劇に隠されているこうした“今”を読み解くヒントを、エコノミストの飯田泰之氏と時代劇研究家・春日太一氏が、それぞれの専門分野から紐解いていく。

高校の先輩・後輩の関係にあるふたりの、ざっくばらんな歴史対談を入り口に、飯田氏は物語の下敷きとなる当時の政治・経済を、現代の政策と照らし合わせながら解説。春日氏は、作品や登場人物に作り手が託した現代性や批評性をエンターテインメント研究の立場から読み解く。

2011年に『水戸黄門』の放送が終了し、現在、民放テレビ局では特別番組以外の時代劇は製作されていない。気軽な姿勢で「時代劇」に触れる機会が少なくなり、時代劇・時代小説を楽しむための基礎的な知識や教養は失われつつある。

そんな中で、江戸時代の政治や経済、時代劇制作の「うんちく」や「まめ知識」を盛り込んだ本書は、歴史を語る、時代劇を楽しむための「サブテキスト」となるはず。

構成

第一章 不思議な江戸幕府の誕生
【対談】徳川家康が天下を取れた理由
【飯田の経済談議】「日本の江戸時代」という経済システム
【春日の時代劇論】徳川家康はなぜ嫌...
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著者プロフィール

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飯田泰之
1975年生まれ。エコノミスト、明治大学政治経済学部准教授、(株)シノドスマネージング・ディレクター、財務省財務総合政策研究所上席客員研究員。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。著書に『考える技術としての統計学』(NHKブックス)、『経済は損得で理解しろ! 』(エンターブレイン)、『飯田のミクロ』(光文社新書)、『歴史が教えるマネーの理論』(ダイヤモンド社)、『ダメな議論』(ちくま新書)、『ゼロから学ぶ経済政策』(角川Oneテーマ21)など。共著に、『脱貧困の経済学』(ちくま文庫)、『農業で稼ぐ経済学』(PHP研究所)など多数。出演番組に、テレビ朝日「モーニングバード」など。

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春日太一
1977年、東京都生まれ。映画史・時代劇研究家。日本大学大学院博士後期課程修了(芸術学博士)。著書に『天才 勝新太郎』(文藝春秋)、『時代劇は死なず!』(集英社)、『仁義なき日本沈没』(新潮社)、『仲代達矢が語る日本映画黄金時代』(PHP研究所)、『あかんやつら 東映京都撮影所血風録』(文藝春秋)など

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