東大教授が挑む AIに「善悪の判断」を教える方法|書籍詳細|扶桑社

東大教授が挑む AIに「善悪の判断」を教える方法

著者名

鄭雄一

判型

新書判

定価

864円(本体800円+税)

発売日

2018/05/02

ISBN

9784594079505

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この本の内容

「人を殺してはいけない」は“いつも正しい”か?
韓非子、アリストテレスから、アドラー、サンデルまで。ロボットに「道徳」を搭載すべく、古今東西の思想を大胆に横断する!

私たちを待ち受けるロボット社会は「平和的共存」か、それとも――。
東京大学で工学部・医学部教授を兼務する気鋭のAI研究者が、人間と共存するうえで不可欠な「人間のモラル」をロボットに搭載すべく、その構造を工学的に解き明かす!

◎著者からのメッセージ
私は東京大学で、AIに「善悪の判断」を教える研究をしています。
そのためには、まず「人間の道徳がどのような構造で成り立っているか」を明らかにする必要があります。
医工学の考え方を道具にすれば、こうした「抽象的概念のモデル化」が可能です。
本書では、古代から近現代思想まで、古今東西の道徳思想がどのような構造で成り立っているかをフラットに分析・分類し、道徳システムの共通の原理を抽出していきます。
そのうえで、ロボットに搭載できる「道徳エンジン」をつくることが目標です。
さあ、さっそく講義をはじめましょう!

◎全6回の「オープンキャンパス形式」でスラスラ読める!
第1回講義 「人を殺してはいけない」という道徳は普遍的だろうか?
第2回講義 これまでの道徳思想を分類してみよう
第3回講義 そもそも「人を殺してはいけない」の「人」って誰だろう?
第4回講義 道徳をモデル化してみよう
第5回講義 道徳の階層を分類してみよう
第6回講義 道徳エンジンをロボットに搭載してみよう
≪各講義にオリジナルの「演習問題」、巻末に「演習問題のヒント」つき≫

著者プロフィール

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鄭雄一
医工学者/道徳哲学者。昭和39年東京都新宿区戸山生まれ。平成元年に東京大学医学部医学科を卒業、内科研修医および医員として勤めた後に、東京大学大学院医学系研究科に入学。在学中の平成7年に米国マサチューセッツ総合病院に留学し、ハーバード大学医学部講師、助教授を勤めた後、平成13年に東京大学に戻り、平成19年より東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻教授となる。平成28年より東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センター教授を兼務。 専門は、骨・軟骨の生物学、再生医学、バイマテリアル工学。医学と工学を融合することで、生体に働きかけて治療や再生を促す高機能デバイスの開発に従事している。東京大学センター・オブ・イノベーションでは、「自分で守る健康社会」という将来ビジョンのもと、10以上の産学協創プロジェクトを推進し、「入院を外来に、外来を家庭に、家庭で健康に」をテーマに、健康状態を可視化し行動変容を促すことで、健康医療イノベーションを興そうと試みている。イノベーションと道徳の関わりについても研究しており、道徳エンジンを人工知能やロボットに搭載することも試みている。

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