en-taxi
定価660円 (税込)

2006 SPRING

超世代文芸クオリティマガジン[エンタクシー]
en-taXi
●巻頭対談
大江慎也×青山真治
  神話の絶対否定から始まる歌/そこにしか、心の自由は聴こえない
構成=杉山大樹 写真=石川徹
小説
「独楽」ECD
 
小説
「私の娘」生田紗代
 
小説
「火」岡田陸
 
●緊急特集|Prowrestling is dead ?
「プロレスは本当に死んだのか」
  プロレス、落日−。しかし、その理由が分からない。あの熱狂、あるいは密かな愉しみは、もう永遠に失われてしまうのか。だとしたら、それはとても興味をそそる時代の出来事であるかもしれない。
 @アンケート「私の心に残る<プロレス的>な名勝負」
井上章一 岡村正史 水道橋博士 鶴見太郎 松浦理英子 松村雄策
 A「橋本真也/メルヘンの終焉」布施鋼治
 B「マイナーと悔られた団体が私にくれた、本物のパイオニア精神」流智美
 C「そんな生き残り方をするぐらいなら」吉田豪
 D
 E「去年の春、桜舞う靖国神社の奉納プロレスで
 私はプロレスの死を見とどけた」坪内祐三
 
新連載「落語・東海道中膝栗毛 十返舎一九の企み」
 序篇 曰く、「カネは天下の周りもの」の巻 堀井憲一郎
 
シリーズ
 五感の採譜録 中山康樹
「★マイルス・ディヴィス 生と死と悪魔とワインセラー」
 
評論
 三多摩の女(ジャージー・ガール)―映画「空中庭園」について―酒井信
 
●大特集|<ゆるい日本の私>を疑う
 Can't I make my will do what I wanna anymore?
もう「自由」には騙されない 写真=桑島維
  駅の雑踏で携帯覗きこみ階段上がっているような胡乱な奴ばかり。熟しすぎた「自由」は、まるで<底が丸見えの底なし沼>だ。しかも、あくまで二流。身をふりほどけるならば、どれだけ安楽か・・・・・・。
 @ 自由の彼方に 福田和也
 A 神は「最も深い深淵」に降りてきた 佐藤優
 B 自分らしさは「定年後」にとっておけ 三浦展
 C 自由、青空―異質な他者とのよびあいから― 杉田俊介
 D 文化は無料(フリー)に越したことはない 市川真人
 
グラビア
 闘犬・高知―牙と血と栄光の世界 写真=桑島維
 
●坂本忠雄プレゼンツ「文学の器」第十二回
「都市小説の浮遊感覚
 ―後藤明生「挟み撃ち」の達成」
 島田雅彦 聞き手=坂本忠雄・坪内祐三 写真=石川徹
 
●連載・時評/「「タイム・スリップの断崖で」第9回
「フランス暴動、ホリエモン、早大キャンパス警官導入・・・・・・。立場への決断を問わぬ「非決定」の陥穽に打開の道はあるか」
 
●連載・文芸時評/「文学よ、何処へ」第9回
「東野圭吾よ、<敗戦文学>を破壊するハードボイルドをふたたび」吉田 司
 
●ロ承連載/五臓六腑のマレビト伝 第十三回
「“映画は色、料理は香り。”フェリーニと祖国イタリアにみる、定番の凄み」
 澤ロ知之 
illustration by 渡辺和博
 
●"懐食"エッセイ
「人に歴史あり、アルバイトあり」小野瀬雅生
 
●コラム
「en-taxi's Column フワッ!&ガチッ!」illustration by 宇野亜喜良

gourmet
eroticism
horticulture
architecture
book

「太郎兄弟」伝説 今柊二(文筆家)
「人妻・熟女ブームとロリコン」和田次郎(エロ本編集者兼カメラマン)
「緑の手取得計画」朴文順(『早稲田文学』編集部)
「犯人はただひとり」倉田裕之(建築家)
「ニュースタンダード」oka-chang(文筆家)

 
追悼文集 | memorial column
さようなら、久世光彦さん
  最後にお会いした時、久世さんはオレンジ色のマフラーを首に巻いて、現れた。その率直な物言いに誰もが心地よく笑った。・・・・・・彼の世界の光と翳は、いつも私たちの胸を締めつけた―。
 @ 「幸福の樹」の涙 中原悦子
 A 「男の秋波」 福田和也
 B 「これから新たな関係が始まろうとする
 予感がしていたのに」 坪内祐三
 C 「サヨウナラのタバコ」 リリー・フランキー
 
●角川句会手帖 平成十八年春之巻
春光るクオリア俳句に挑戦す
  正客=茂木健一郎 文=佐藤和歌子 撮影=佐粧俊之
 
第E回「倶楽部亀坪」
「沖縄の、淡い光と小糠雨。身も心も衒気に火照る一日」
亀和田武×坪内祐三 構成=仲本有希子 撮影=砂守かつみ
 
●好評エッセイ第五回/「談春のセイシュン」
「“嫉妬”は我を変えるのか。─ 志らくと麦めしと上納金」立川談春
 
●シリーズ
「ベーコンの永代橋 其ノ五」草森紳一
 
●en-taxi's 匿名コラム
「名前のない馬の飼い主めざして」
 
●追悼/亡びゆく者、汝の名は……「The Last Waltz」
「パイクさんと夢の話 ナム・ジュン・パイク」 和多利志津子
「獰猛と卑しさと ウィルソン・ピケット」 石黒隆之
「全身ホモ小説家 福島次郎」 砂守かつみ
 
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