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 生放送中の討論番組のスタジオ。
 開始から5分後、参加者の一団が、自爆装置を身につけた武装テロリストだと判明!
 犯人グループは、中継の継続を要求し、人質の1人を射殺。
 駆けつけた警察の交渉人や特殊部隊との息詰まる攻防が開始される……

 刻々と展開する事件を分刻みでサスペンスフルに描きつつ、裏に潜む国際的陰謀に肉薄していく様子は、まさに手に汗握る展開。
 エンターテインメントとしてはもちろん、情報小説としても一級で、サスペンス小説のおもしろさを堪能させてくれる、オススメの作品です。

 著者トム・エーゲランは、ノルウェーを代表するミステリー作家の1人。
 彼の名を一躍国際的に高めたのは、2001年の“Sirkelens Ende”という作品。
 これは、イエスとマグダラのマリアの関係をあつかった歴史ミステリーで……というと、そう、かの大ベストセラー『ダ・ヴィンチ・コード』と同じネタを、先行して小説にしていたのです。
 しかも、ほかにも『ダ・ヴィンチ・コード』と重なる要素があり、ダン・ブラウンはエーゲランの作品を剽窃したのでは? という疑惑も出たそうです。

 そんなエーゲランですが、ジャーナリストからTV界に転じたという経歴の持ち主。
 本書は、彼ならではの経験に裏打ちされたサスペンスと言えます。
 北欧から届いた注目の作品をお見逃しなく!

2008年3月 3日 18:20

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