7月新刊紹介の第一弾は、究極の「ヤバイ」作家としてお馴染みの、ジャック・ケッチャムの日本オリジナル中篇集『閉店時間』でございます。

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まあ、とにかく読んでみてください。
あまり手前味噌を並べてドン引きされるとイヤなんですけど、ここは敢えて言わせてほしい。
期待にたがわぬ傑作ぞろいなんですよ!マジで!!
………いや、たぶん(落ち着け、オレ)。
もともと、ケッチャムという人は、キングやクーンツのような「長篇」書きというよりは、簡潔な文体で散文詩のごときリリシズムをはらませながら、嗜虐と残酷の極北を描ききるタイプの作家。むしろ中篇にこそ、そのエッセンスが刻印されているともいえましょう。
以下タイトルとポイントのみ……。

閉店時間
2004年度のブラム・ストーカー賞中篇賞を受賞。ケッチャムなりの、9.11テロへの返答でもあります。さしずめ現代のアイリッシュ。
ヒッチハイク
たしかに、ヒッチハイクからお話は始まるんですけどね(笑)。 あれよあれよの暴走エクスプレス、これぞケッチャム! ビビリます。そして笑えます。
雑草
出だしから、とにかくあんまりな話です。これを飲み下せるようなら、あなたもケッチャム教徒! 原書のイラストがあまりにCoolなので、巻末にいれちゃいました。
川を渡って
個人的には傑作認定。とあるジャンル小説なんですが、この手の話(映画)が好きな人にはこたえられないんじゃないでしょうか。ちなみに編集者はラストでちょっと泣きました。

単なるホラー/犯罪小説の枠を超えた、異能の文学者の真髄を伝える、ヴァラエティに富んだ見本市。ケッチャム入門書としても最適の一冊です。ぜひご一読ください!!(編集Y)

2008年7月24日 14:43

コメント(4)

Comment

  • 詳細ありがとうございました。
    早速買います!楽しみです!



    |ユキまま|2008年7月25日 07:29

  • ケッチャムの新刊嬉しいです!
    発売日に書店に走ります。



    |匿名|2008年7月26日 19:50

  • ケッチャムの新作をありがとうございます!
    早速読みましたが、4作4様、バラエティーに富み、
    とても楽しめました。

    今後も邦訳楽しみにしています。よろしくお願いします。



    |go_mad|2008年8月12日 16:10

  •  go_mad さま

     楽しんでいただけて幸いです。
     このあと、初期のサスペンス作品“Cover”の邦訳を予定しています。
     来年になると思いますので、しばらくお待ちください。



    |編集部・T|2008年8月13日 13:28

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