コナン・ドイル、H・P・ラヴクラフト、ハリー・フーディーニ、そしてヴードゥー女王マリー・ラヴォーが結集して結成された秘密結社……それが「アルカーヌム」だ!

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 時は1919年。
 大英博物館近くで起こった交通事故から、すべてははじまります。
 事故で死んだのは、神秘学の巨人。
 彼の補佐役として、欧州諸王が集まる秘密会議に出席した経験もあるドイルは、その陰に隠された大事件を察知。
 かくしてドイルはアメリカにわたり、アルカーヌムを再結集しようとするのですが、若き悪魔学の泰斗ラヴクラフトは、被害者の背骨を抜き取るという残虐な猟奇連続殺人の容疑者として収容されているのでした……

 アルカーヌムのメンバーだけでもすごいのですが、英国軍需大臣チャーチル、パルプ誌「スリル・ブック」編集長ライト、新聞王ハーストといった人物たちがつぎつぎと登場し、ストーリーに重要な役割を果たします。
 なかでも重要な鍵を握るのは、魔導師アレイスター・クロウリイ。
 これらの人物がからみあいながら、綿密かつ壮大なオカルト世界が描かれていきます。
 しかも、謎また謎、アクションに継ぐアクションという見事なエンターテインメントに仕上がっているのです。
 懐疑的なかたは、訳者・大瀧啓裕氏による詳細な解説をお読みください。

 そんな小説を書いたトマス・ウィーラーは、長くハリウッドで活躍してきた脚本家。
 その才能が一気に開花した本作品は、ランダル・ウォレス監督で映画化が進行中です。
(編集部・T)

2008年9月30日 21:01

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