2008年11月19日 |
【新刊案内】
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ビリー・ジョエル・ストーリー
世界的アーティスト、ビリー・ジョエルの評伝が出版されました。
本人と長年の親交を結ぶ著者が、ビリー自身へのインタビューと、関係者への取材を経てまとめあげた、決定版というべき伝記です。
『ビリー・ジョエル・ストーリー』
ビル・スミス ソリアーノ・タナカ訳 四六上製
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ユダヤ人だった祖父母の、ナチス・ドイツからの決死の逃亡にはじまり、父親に捨てられた心の傷、アルコール依存のシングル・マザーに育てられた少年期、貧困の中での音楽教育など、ビリーの原点が語られます。
抜群のキーボード奏者として頭角を現わしながら、バンド仲間の妻との不倫とその渦中での自殺未遂、奇跡的なメジャー・デビューとアルバムの信じられない失態、レコード会社の破綻と、酒場でピアノ・マンとして雌伏する日々といった、運命に翻弄される若きビリーの姿。
そして、劇的な再出発と記録破りの大ヒットで一気にスターダムに駆けあがりながら、2度の離婚と泥沼の訴訟合戦を経て、アルコール依存症の凄絶な地獄に落ち、そこから3度目の結婚によって再起を果たすまでの、波乱に満ちた人間ビリーの半生が、あますところなく語られていきます。
ほかにも、数々のヒット曲の創作の秘密や、レコーディングの裏側など、秘話満載の1冊です。
さらに、特典もあります。
まず、ビリー秘蔵の写真の数々。
著者の厚意により、原書にもない貴重な写真の掲載が日本版でのみ実現しました。
また、ビリー・ジョエル研究家でもある訳者ソリアーノ・タナカ氏による、詳細なディスコグラフィーも収録。
ビリー・ジョエル・ファンのかたはもちろん、音楽好きなかたなら見逃せない、充実した内容です。(編集部・T)
投稿者mystery: 10:33
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