景気悪化の話がいよいよのっぴきならないところに来ていますが、海外の出版界は、さらにひどい状態です。
 大手がつぎつぎとレイオフの大なたを振るい、連日そんなニュースばかり。
 こんどはいったいどこ? という感じです。
 あちらの会社は、ほんとうに「明日から来なくていいよ」というやりかただそうですから、身が縮みます。

 10月中旬、フランクフルト・ブックフェアに参加したのですが、ちょうど直前にアイスランドの銀行破綻があって、ヨーロッパはちょっとしたパニック状態でした。
 ドイツや英国の権利者に状況を聞くと、「この先、ほんとうにどうなるかわからない」と不安そうでしたが、アメリカ人はそれほど深刻ではなかったんですよ。
 当時は、リーマン・ブラザースのニュース程度でしたから、他人事の感じが強かったのかも。

 それが、わずか2カ月でこんなことに。
 最近驚いたのは、Ten Speed Pressという版元が、出版をやめてしまうという話。
『あなたのパラシュートは何色?』という世界的なベストセラーがあり、料理本なども多い出版社です。
 今年のフランクフルト・ブックフェアでミーティングしたときも、「扶桑社の料理の本をアメリカで出版できないか検討したい」と言っていました。
 会社がなくなるなんて、思ってなかったでしょうね。

 暗い話で、すみません。明日はわが身か。

2008年12月17日 10:09

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