扶桑社のデヴィッドスン第1弾は、『チベットの薔薇』でした。

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 チベットで消息を絶った弟の行方を追って、現地におもむいた美術教師が経験する、驚異に満ちた冒険……
 というと、よくある感じかもしれませんが、じつは本書の真の語り手は、出版社に勤めるライオネル・デヴィッドスンという人物。
 彼が、美術教師の手記を入手し、著者を追うというプロセスが、チベットでの冒険と並行して進められていくのです。

 しかも、舞台となるチベットは、1950年当時で、中国侵略を受けるまっただなか。
 歴史的背景と、幻想味あふれる虚構を絶妙に組みあわせた、デヴィッドスンならではの冒険小説です。

 おかげさまで、好評を得て3刷。
 翻訳ミステリーが低調な昨今では、ほんとうにうれしい話です。
『大統領の遺産』ではじめてデヴィッドスンを知ったかたは、こちらもぜひどうぞ。(編集部・T)

2008年12月22日 11:17

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