今年7月に発売した『アトランティスを探せ』が、すこし時間がかかったとは言え、重版が決定しました。
 一般への宣伝活動をあまりしていない文庫が、きちんと読者のみなさんに支持されているというのは、ほんとうにありがたいことですね。

 本書は、国連の海洋調査機関の面々が、海底探査によってアトランティスを探し、そこにある危険な人物が介入して、危機また危機の連続になるという物語です。

「歴史ネタと海洋アクションってことは、クライブ・カッスラーの亜流でしょ?」と思われるかたも多いかと思いますが、えーと、そうですよね、いかにもそんなふうに作っていますから、あたりまえですね。
 しかし、「ミステリマガジン」09年10月号でも、

「似ているところはたくさんあるけれど、これは決してダーク・ピットの代替品なんかではない。カッスラーの大ボラを愛しながらも、その歴史にかかわる部分の掘り下げ具合を物足りなく感じていた方にはおすすめの、歴史的な発見に主軸を置いた別種の作品なのだ」(古山裕樹氏)

と評されたとおり、じっさいに海洋考古学者である著者が、徹底的な歴史的検証を行ないながらアトランティス伝説の真実を展開してみせた、野心作なのです。
 再三申しあげるとおり、「アトランティス」といっても、オカルト色はいっさいなし。知的冒険心にあふれた、歴史ミステリー×冒険活劇です。(編集部・T)

2009年12月22日 11:30

コメント(5)

Comment

  • 編集部さま
    え~、タイトルは「アトランティスを探せ」では…?



    |neko_neko|2009年12月24日 23:29

  • neko_neko さま

     どうもすみません。ボケかたも、ここまで来るとどうかしてますね。
     修正しておきました。
     ご指摘ありがとうございました(指摘をいただかなければ気づかなかったというところが、また……)。



    |編集部・T|2010年1月 4日 11:26

  • 編集部さま
    あけましておめでとうございます。
    アトランティス好きで購入いたしました本ですので
    気になってしまい・・・。

    御社の文庫とはセーラ・ケリングや
    アイリーン・ケリーシリーズあたりから
    おつきあいさせて頂いております。
    これからもわくわくさせてくれる本を
    本年も楽しみにしております。



    |neko_neko|2010年1月 4日 22:37

  • neko_neko さま

     再度のコメント、ありがとうございます。
     ほんとうに読者のみなさまに支えていただいているのだと実感いたします。

     最近は、出版状況がきびしく、苦しい日々がつづいております(だからこそ、『アトランティス…』が重版したのがうれしいわけですが)。
     そんななかでも、なんとかこの文庫の火を絶やさないよう、neko_neko さまをはじめとするみなさまに楽しんでいただける作品を出しつづけていきたいと思います。



    |編集部・T|2010年1月 6日 19:03

  • 重版おめでとうございます。この調子で、2巻、3巻も
    翻訳されると良いですね。私は、一足お先に、3巻まで
    読み終えました。でもあらすじを追うので精一杯、やはり、遠藤先生に訳してもらったものを読む方が文学として味わえます。余談ですが、3月に横浜美術館でポンペイ展が開催されます。3巻の舞台が、ポンペイの隣町
    エルコラーノの発掘なので、イメージ膨らませることが出来ますよ。



    |シン|2010年2月11日 04:55

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