「本は何冊あるの?」――まさに、究極のクイズですね。

 もちろん、『1Q84』が何百万部だ、とか、そういうことじゃありません。
 いったい何種類の本が存在するのか、ということです。

 こんな難問に正面から取り組んだのは、そう、Google。
 本をスキャンするプロジェクトGoogle Booksのためです。

 たとえば、さきほどの『1Q84』であれば、BOOK1、BOOK2、BOOK3の3点と数えるわけです。
 これが文庫化されたとすれば、それもそれぞれ1点とする。
 あるいは同一の著作でも、序文や解説や注釈などがちがえば、それぞれべつな本としてカウントする。

 大きな手掛かりとしては、ISBNがあります(本のうしろにバーコードといっしょに入っている番号)。
 しかし、ISBNは1960年代なかばに考案されたので、それ以前の本では追っかけられない。
 あるいは、議会図書館(日本なら国会図書館)の分類もありますが、これも書誌的なデータで、じっさいに1冊1冊に対応するわけではない。

 ...というわけで、Googleが150以上のソースから集めた1次データは、10億点近く。
 そこから同じものを消去していって、残ったのは6億点ほどだったそうです。

 これが答え?
 いやいや、まだまだ。
 たとえば、Programming Perl, 3rd Edition(パール言語プログラミング、第3版)という本が46種類のデータから96点検出されたり、ISBNがおなじでも書誌がちがったりと、まあ、さまざまな課題が残されていたとのこと。

 そこからさらに、オーディオ、ビデオ、ISBN付きのTシャツ(?)といったものを除いていって、最終的な答えは――

   1億2986万4880点

だったそうですよ(2010年8月1日現在)。

 日本で書籍が年間8万点ほど出版されていると言いますから、思ったよりもすくないかなあ。
 そのうちの、何冊読めるのかしら。

2010年8月 6日 14:19

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