2010年11月24日 |
【新刊案内】
|
スティーヴン・ハンター『蘇えるスナイパー』発売!
全国のボブ・リー・スワガー・ファンの皆様、大変お待たせいたしました。
スティーヴン・ハンターの新作『蘇えるスナイパー』(上・下)が
いよいよ12月2日(木)に発売になります!
■オンライン書店で購入する
amazon/7&Y/楽天/ブックサービス/bk1/
■オンライン書店で購入する
amazon/7&Y/楽天/ブックサービス/bk1/
原題は『I,Sniper』。
伝説のスナイパーとしてのボブ・リーの矜持と、
作中に登場する最新鋭スコープ、iSniper の掛け詞となっています。
冒頭、四件の狙撃事件が発生。
被害者は、映画女優(某有名女優そのまんまのキャラです)、大学教授夫妻、コメディアン。
四人は、それぞれ凄腕のスナイパーによって急所を射抜かれて即死します。
捜査線上には、ヴェトナム戦争の伝説的スナイパー、カールが浮上しますが、
彼もまた自殺とおぼしき状況で発見。一見落着かと思われるなか、この経緯に何か納得できないものを感じたのが、あのFBI特別捜査官ニック・メンフィスでした。
そして、引退生活を送る老英雄ボブ・リー・スワガーの携帯に、捜査協力要請の一報が……。
あとがきで、解説の野崎六助さん(『日本探偵小説論』は大労作でした!さすが!)が、
「長年のハンター愛読者として、折り紙をつけよう。これはベスト・オブ・ベストだ。シリーズの集大成というだけでなく、最高に突出している」と書いてくださっています。
おおお。すげえ。
マジか? と思われる方は、ぜひご一読あれ。
絶対損はさせません。
きっと、眉につけた唾は興奮の熱気で瞬間蒸発することでしょう。
なにせ、これこそは、まさに、読者がハンターに期待するところの、
「スナイパーVSスナイパー」小説なのですから!
少なくとも、ここにいるボブは、日本でチャンバラやってた、ちょっとオッドでファンクなボブではない。
正真正銘のプロフェッショナル。稀代の天才スナイパーがついに帰って来たのです。
追って、編集者の寸感やら、旧作のご紹介など、
ぼちぼちアップしてゆくつもりです(編集Y)。
投稿者mystery: 22:08
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.fusosha.co.jp/blog/mt-tb.cgi/728
楽しみにしていた「アイスナイパー」を待ちきれません! 最近のハンターに違和感を感じていただけに期待が高まります。 楽しみです!
投稿者 せいせい :2010年11月30日 18:15
読みました!現在3回目読み返してます。これはハンターのスワガーサーガの集大成?ボブ・リーも63歳なので
そろそろきついのでしょうか?時間を戻してもいいので、もっと読みたいっす。
あと、始末屋ジャックの続きもお願いします。Crisscross 最高でした。
投稿者 ピトチ :2010年12月13日 00:24
蘇るスナイパー、久々に良かったです。次回作「dead Zero」も翻訳されるのでしょうか?
投稿者 トシ :2010年12月25日 14:32
やはりボブはこのスタイルですね。 極大射程にも劣らぬ迫力でした。拍手。
訳でちょっと疑問が有ったので:
ボブが相棒とチョッパーで引き上げる時の最後のせりふに’このいまいましいダイヤパーを’としてますが
’おむつ’ですよね。 スナイパーが潜むときは、
おむつをして垂れ流しらしいですから。
ついでに、’最も危険な場所’でしたか、
ボブがサムに送った電報の訳では、’停止’と訳されている言葉が何回も出てきますが、これは明らかに間違い。 STOPをそのまま訳したのでしょうが、これは
電報の常識で、ピリオド(ドット)の事です。
以上新版の時校正ご検討ください。
投稿者 たかぴょん :2011年01月03日 13:05