震災お見舞い申しあげます。
 こんなときにミステリーなんて、というかたも多いかと思いますが、わたしたちは節電で暗めのオフィスのなかで、いつもどおり営業中です。


 さて、以前、マイクル・コナリーとパラマウント映画との争いについて話をしましたが、その続報が入りましたので、お伝えします。

 パラマウントが、コナリーの初期2作『ナイトホークス』と『ブラック・アイス』の映画化権を取得しながら、15年ものあいだ実現しなかったため、映像作品に情熱を燃やすコナリーが、契約期限の隙をついて権利を取りもどした...というのが、これまでの経緯でした。

 パラマウントから映画化権を取りもどすために、どうやらコナリーは、自腹で300万ドルを支払った模様。
 さすがは世界的ベストセラー作家です。

 コナリーは、あらためてこの2作の映画化にむけて、Yellow Bird Films と交渉に入ったとのことです。
 この相手はスウェーデンの映画会社で、そう、スティーグ・ラーソンの『ミレニアム』3部作を製作し、いま、デヴィッド・フィンチャーによるハリウッドでのリメイクにも取り組んでいます。
(個人的には、『ソーシャル・ネットワーク』に引きつづいてフィンチャーに抜擢されたルーニー・マーラのリスベット・サランデルに、すっかりやられました)

 今回は、期待ができそうです。
 本国では、ちょうど『リンカーン弁護士』の映画化が公開されたところで、コナリーの映画熱にいっそう力が入ることになるかもしれません。
 版元としても、早く実現してくれるよう祈りたいと思います。

2011年3月29日 10:42

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