2011年8月アーカイブ

かねてより、続報があればお伝えすると申し上げておりました、スティーヴン・ハンターの新作『Dead Zero』(邦題未定)ですが、ついに上・下巻分とも翻訳があがりました!

これから、鋭意編集作業が進められるわけですが、
一応のところ、例年どおり12月頭の発売で世に問うめどはたったかと存じます。
といいつつ、何がどうなるかはわかりませんので、あくまで「予定」ということで御了承ください。

いろいろ、すごいっすよ、マジで。ご期待ください。

また、F.P.ウィルスンの始末屋ジャックシリーズ最新作、『Infernal』(邦題未定)も無事、翻訳はあがっております。
いよいよ、大詰めに向けて物語も盛り上がってまいりました。
会社の要請で隔月刊でお届けしていることもあり、これから発売時期を販売部と詰めなければならないのですが、なるべく早く読んでいただけるよう頑張って交渉したいと思います。
刊行時期が決まったら、またご報告申し上げますね。


なお、10月頭に出す次の新刊は、
ジェフ・ニコルスンの『装飾庭園殺人事件』
別冊宝島の「隠し玉」で、編集子が本年度最大級の魔球としてご紹介した、例のやつ。
翻訳してくださった風間賢二さんがツイッターでもさかんに発信されているとおり、
ぶっちゃけ、傑作です
もしかすると、もしかするよね・・・・これ。

刊行点数は(発行部数も)微々たるものですが、アクション、ホラー、本格系と全方位作戦を展開中の扶桑社に、よりいっそうのご支援のほどをよろしくお願い申し上げます。(編集Y)

2011年8月27日 14:58 | | コメント(8)

8月刊の新刊、ポール・ギャリスン『死の航海』、もうお読みいただけましたでしょうか。
前のエントリーでもご紹介いたしましたとおり、ポール・ギャリスンというのは、有名作家ジャスティン・スコットの別名義です。
この作家さん、コメント欄で木村二郎さんがご紹介くださったとおり、J. S. ブレイザー 名義でも若いころコミック・ミステリーを発表しています。さらには、アレクサンダー・コールというペンネームもあったり。

ペンネームを使い分けるミステリー作家は、欧米には結構ふつうにおりまして、それこそカーやクェンティン、ガードナーから、エドマク、プロンジーニ、ウェストレイクにいたるまで、多士済々です。
(これがロマンス・ジャンルになると、もう猫も杓子も複数名義を使い分けている状況でして、原書を渉猟していても、ときどき誰が誰やらわからなくなってくるのですが……笑)。
使い分ける理由も、シリーズやジャンルに合わせてだったり、版元で変えてみたりなど、いろいろあるわけですが、さてギャリスンの場合はどうなのでしょうか。

実は、本人のHPに、Why A Pen Name? というコーナーがありまして、こまごまとこれまでの名義変遷の経緯を紹介しており、なかなかに興味深かったりします(英語ですがこちら)。

そこでせっかくなので、HPの内容を簡単にご紹介しておこうかと思います。
この内容を手掛かりにすれば、ジャスティン・スコット個人の問題にとどまらず、欧米における「複数名義」性の背景、ひいては、出版文化そのもののあり方がなんとなく見えてくるのでは、と思うからです。

2011年8月27日 12:18 | | コメント(0)

 リチャード・ノース・パタースンといえば、扶桑社ではずいぶんまえに『サイレント・スクリーン』(田村義進訳)、『ケアリ家の黒い遺産』(大西央士訳)という埋もれた2作品をお贈りしましたが、『罪の段階』(東江一紀訳/新潮社)以降ブレイクして、法廷サスペンスのイメージが強い読者も多いかもしれません。

 そんな彼の新作が、アメリカで5月に発売された“The Devil's Light”。
 半年ぐらい前に、当社にも検討しないかと回ってきたのですが、けっきょく見送ることになりました。
 ネーム・ヴァリューもある著者なのに、なぜか?
 まずは、作品の内容をご紹介しましょう...

2011年8月16日 13:24 | | コメント(0)

隔月でお届けしております扶桑社ミステリー。
今月の新刊は、夏たけなわ、暑い季節におすすめの海洋冒険サスペンス、
ポール・ギャリスン『死の航海』怒濤の上下巻です。


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あらすじはこんな感じです。

スポーツ・トレーナーのジムは老投資家ウィルに雇われ、リオまでのセーリングに同行することになった。平穏な船旅だったが、謎の船の出現で、旅は一転する。ウィルはつぶやいた。「奴らはわれわれの命を狙っている」――
こうして大西洋を舞台に、壮絶なチェイスが開始。急遽ヨットは針路を大西洋の彼方に変更。いったいなぜウィルは追われているのか? どんな秘密を隠しているのか? 
敵の罠はすでにジムを捕らえ、その魔の手は最愛の恋人シャノンにまで迫っていた。ハイテクと権力を駆使する強大な敵から、はたして逃がれられるのか――
アフリカから南米、そして氷に閉ざされた南極圏まで、謀略と裏切りが渦巻く大西洋に展開する決死の追跡劇!

カッスラーが「練達のストーリーテラーだ」と絶賛した本作品は大西洋を舞台に壮大なスケールで描く海洋サスペンスですが、一方で、主人公ジムの“成長物語”としても楽しめます。ギャリスン自身、「物語に必要のない文章は一文もない」と自信を持っている通り、最後の最後まで飽きさせないミステリーですので、ぜひ一読をおススメします。(編集M)

ちなみに「日本初紹介」のポール・ギャリスン。
えーと、誰? 新人? って方も多いかもしれません。

実は某有名作家の別名義なのですね。

その名は――

2011年8月 1日 17:13 | | コメント(2)

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