7月頭の扶桑社ミステリーは、珍しく二点三冊の発刊。
まずは、ひさびさの復活となるロビン・クックの医療サスペンス『シージャー 発作』(上・下)です。

%83N%83b%83N%20%8F%E3%89%BA%83u%83%8D%83O%97p.bmp


■オンライン書店で購入する
amazon7&Y楽天ブックサービスbk1


■オンライン書店で購入する
amazon7&Y楽天ブックサービスbk1


ミステリー界の巨匠、ロビン・クックが贈る最高の医学サスペンスである本作品。

主人公ダニエルはバイオテクノロジーを専門とする有能な科学者。そんな彼は、遺伝子組み換えによる治療技術の確立という野望をもっています。成功すれば莫大な富を手にすることができるため、ダニエルは倫理規定に縛られた大学を捨て、有能な助手でもある若き愛人とともに起業します。一方、難病に冒されながらも、大統領を狙う上院議員のアシュリー。彼は国の政策としてダニエルが進める遺伝子組み換え実験を阻止する裏で、ダニエルに対して驚くべき取り引きを持ちかけて――遺伝子組み換えという現代医学の最先端のテーマを扱いながら、アクションも交えたスリリングなストーリー。実は本書はハヤカワ文庫から刊行された『ショック―卵子提供』(2002年)の続編にあたりますが、本書だけを読んでも十分に楽しめます。ひさびさの日本復活を果たしたクックの最高傑作とも絶賛されたノンストップ・スリラー、まさに期待の1作です。(編集M)

ちなみに、他社で出ていた昔から、クックのタイトルってこんな感じでついてて、不思議に思われている読者の方もいらっしゃるかもしれませんが、これは契約書の条件で「タイトルは原題通り、そのままつける」という制約があるからなんですね。
海外翻訳の場合、タイトルに関する条件が契約時につくことがままあって、「訳してもいいが原題通りの内容で」「原題から変える場合は必ず原著者の許諾をとる」などといったパターンもあります(まあ、著者からすれば勝手にタイトルを変えられたくない、というのは当たり前のことでしょう)。
もちろん、なるべく原題に即したタイトルをつけるにこしたことはないのですが、そのままだと日本人に通りの悪い原題も確かに存在するわけで、そのへんはいつも頭を悩ませるところですね……。(編集Y)


 ついでながら、本書のあとがきでも触れられていますが、ロビン・クックが来日したときの模様は、こちら。(T)

2012年7月 2日 22:08

コメント(0)

Comment

コメントする

ページの先頭へ