2013年07月02日 |
【新刊案内】
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古きものたちの墓 クトゥルフ神話への招待
今月は、『極大射程』復刊のほか、もう一点、扶桑社ミステリーの新刊があります。
前回、想像以上のご好評をいただいた『クトゥルフ神話への招待』。
先輩編集者Mと、尾之上さんのコンビで贈るホラー企画。
満を持して、その続編『古きものたちの墓』をお届けいたします。
今回の売りは、なんといっても、コリン・ウィルスンの未訳作のご紹介!
われらがラムジー・キャンベルの未訳作を二点。
それから、ブライアン・ラムレイの未訳作を一点。
巻末には、森瀬繚氏渾身の現代クトゥルフ論も所収。
いやあ、すごいラインナップだ!
クトゥルフ大好きっ子も、新参者も、ぜひお手にとってお確かめ下さい!(編集J)
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1980年代の<定本ラヴクラフト全集><真ク・リトル・リトル神話大系>や<クトゥルー>シリーズの誕生によりラヴクラフトの名前とクトゥルフ神話が、日本で広く知られるようになり、1990年代以降は、小説、コミック、アニメ、ゲーム、と幅広いジャンルにクトゥルフものが定着。
そして2012年、欧米のクトゥルフ神話関連が盛り上がるなか、新たな作家や作品を紹介するアンソロジー・シリーズ<クトゥルフ神話への招待>の第1弾を扶桑社ミステリー文庫として刊行。
その第2弾である本書は――チームを率いて南極探検に挑んだ男が人知を超えた存在と遭遇する、コリン・ウィルソンの「古きものたちの墓」。漁村で起きているおぞましい事件の真相をブライアン・ラムレイが語る、ショッキングな「けがれ」。さらに、ラムジー・キャンベルが呪われた町ゴーツウッドで発生する奇怪な出来事をつづる「ムーン・レンズ」「湖畔の住人」――英国の巨匠三人による恐怖と戦慄が横溢する逸品をそろえた、全作品本邦初紹介である。(編集M)
投稿者mystery: 00:12
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