リチャード・マシスン『縮みゆく男』が、ついに書店店頭に並びます。

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「リチャード・マシスンにしかなしえない、恐怖と胸に迫る感動を兼ねそなえた最上級のサスペンス」――ディーン・クーンツ

「かつてない恐怖と、すばらしい冒険の物語。これほど他人に薦めてきた小説はすくない。これからはじめて読む人たちがうらやましい」――スティーヴン・キング

そして、町山智浩氏にいただいた解説の表題は、『私も縮みゆく男だった I Was A Middle-Aged Shrinking Man』・・・・(なんてイカしたタイトル!)。

そう、あなたも、「縮みゆく男」かもしれないのです。
日々の経過と、加齢と、衰えのなかで、われわれは皆、何かを喪いながら生きています。
喪うのは、地位かもしれないし、誇りかもしれないし、家族かもしれない。身体の自由かもしれない。
あるいは命かもしれない。
人は誰しも一度は(あるいは一度だけ)死ぬものです。

そんななかで、なお生き抜こうとする意志。最後まで抗おうとする反骨心。
そうして戦い抜くことで得られる、人生の本当の意味。

SFふうの体裁で描かれたこの「寓話」を通じて、マシスンが語りかけてくるのは、そんな実存主義的なテーマです。

一日に7分の1インチずつ身長が縮んでゆく男が、黒後家蜘蛛と戦う・・・・。
設定だけ聞くと、なんだそりゃ、と思う方もいるかもしれません。

しかしその実、本書で扱われている題材は、大変に現代的です。
放射能恐怖。薬害。マスコミ禍。
男性の権威の喪失。あるいは中性化。
社会と家庭の恒常的ストレス。
死に際してのQOLの維持と、心の準備・・・・。

まさに、今の時代にこそ読まれるにふさわしい一書ではないか。
編集者はそう考えています。

SF界の巨星ハーラン・エリスンが、『白鯨』に匹敵するアメリカ文学の傑作として評価しているくらいの名作。ぜひ、ご一読ください!(編集Y)

2013年8月31日 19:23

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