2016年10月アーカイブ


10月はジェームズ・ロリンズの長編『エデンの祭壇』(上・下)をお届けしましたが、皆さまお読みいただけましたでしょうか。
ロリンズといえば"シグマ・フォース"シリーズなどで大人気の小説家、
小社でも『地底世界』『アイス・ハント』などを刊行してまいりました。
実は単独作としてはこちらが最新。今回もスピード感満載のサイエンス・スリラーとなっております!

 

エデン上下.jpg

 

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【上巻あらすじ】
猛烈なハリケーンがルイジアナを襲った。
嵐の翌朝、獣医のローナはミシシッピ川デルタ沖の離島で座礁したトロール船の調査に駆り出される。
現場に着くと、調査を指揮していたのはかつての恋人の兄、ジャックだった。ふたりには暗い過去があった。
しかし船倉にはさらに驚くべきものが待っていた。
檻に入れられた外来動物、しかもありえない進化を遂げ、並外れた身体と能力を獲得した動物たちだった。
そして船から逃げ出した動物の痕跡。これはいったい......? ふたりは真相究明へ乗り出す!


遺棄された貨物船に積まれていた異様な動物たち......並外れた記憶力を持つオウム、腰の部分で結合した2匹のサル、牙が異常発達したジャガー。
この設定、懐かしの『ドクター・モローの島』がお好きな方なら楽しめるのではないでしょうか。

また、ロリンズが獣医の博士だからでしょうか、
けしてほんわかした物語ではないのに、出てくる動物がなんだか愛くるしい......。
ふわふわしたジャガーの仔や、ぎゅっとしがみついてくるサルたちのしぐさに、ところどころで癒されてしまいます。

上巻では、逃亡した剣歯ジャガーとローナたちとの手に汗握る攻防が描かれます。
霧が立ちこめる湿地帯で、一人、二人と噛み殺され、増えてゆく犠牲者。
殺人動物がひたひたと迫ってくる描写は非常にスリリングですが、本当の恐怖はここからです。
トロール船の動物たちは、闇の武装組織によって、生物兵器となるべく遺伝子操作を加えられていました。
組織に連れ去られたローナは、彼らの本拠地となる「ロスト・エデン島」で、
人類の存在さえも脅かす驚くべき実験を目にすることになるのですが......。

最先端の遺伝子工学は世界をどう変えてしまうのか? 
緊張、不安、恐怖、3つのスリルが絡み合う予測不可能な展開の果てに待つ結末とは?
神の領域に手を出してしまった科学者の狂気が華ひらくとき。
生命の尊厳と人間の未来を揺るがす、サイエンス&アクション満載の長編小説です。

ちなみに、敵というのが「人間やめたのかな......?」と心配になるほど強い奴らなのですが、
肝心なところで失敗してくれたりと、脳みそ筋肉なところがちょっぴりお茶目。
場面転換のたびにどっかんどっかん爆発しており、木端微塵度は2割増しです。
気分もリフレッシュ!
ぜひお手に取ってみてくださいませ。(編集KS)

 

2016年10月31日 17:33 | | コメント(0)

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