まずは今月の新刊(6月2日発売)の一本目、クライブ・カッスラー&ボイド・モリソン『戦慄の魔薬〈タイフーン〉を掃滅せよ!』(上・下)をご紹介いたします。
海洋冒険小説の王者による〈オレゴン号〉シリーズの最新作です。

 

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 あらすじはこんな感じです。

 

フィリピンの海上で反政府勢力の指導者ロクシンを護送中の船が奇襲された。
そこで衝撃的な事件が起きた。
激しい銃撃戦によって絶命したかに見えた男が目の前で回復を遂げたのだ。
警察が茫然とするなか、男は逃走する。
満身創痍のはずがいったいなぜ? 
一方タイでは窃盗品の美術品売買をめぐって密売業者の抗争が発生。
カブリーヨは旧知の美術品鑑定家に依頼され、美術品の回収を請け負う。
追跡の末に彼らがたどりついたのはフィリピンの山中だった。
しかしそこには逃走中のロクシンの姿が!

盗まれた美術品を回収すべく、カブリーヨはロクシンの極秘施設を探る。
厳重に警備されたその施設で何が行われているのか? 
さらにオレゴン号の乗組員は施設に密かに侵入し、ロクシンに囚われていた化学者たちの救出に成功した。
そこで彼らから聞いたのは、人間を超人的な肉体に変える謎の物質〈タイフーン〉の存在だった......。
第二次世界大戦末期の戦場コレヒドール島を舞台に、悪魔の物質をめぐりオレゴン号の乗組員が苛烈な戦闘を展開する。海洋冒険小説の王者、クライブ・カッスラー最新刊!

 

今回のお題は、人体改造ドーピングと美術品密売。
フィリピンを舞台に、快男児ファン・カブリーヨとオレゴン号の仲間たちが、反政府組織の親玉と戦います。前作『ハイテク艤装船の陰謀を叩け!』では、同等の装備を配した武装船との対決がメインでしたが、今回は島内でのゲリラ勢力との陸上での攻防戦が中心。さらには、南アフリカの傭兵までもが登場し、三つ巴の戦いが展開します。

不死身の肉体を持つバーサーカー(狂戦士)を相手に、カブリーヨたちは勝利を収めることができるのか?

 

ぶっちゃけ、ここ数作のなかでも群を抜いてアクションに比重を割いた、スーパー面白エンターテインメントに仕上がっております。

お題がちょっとおバカだからこそ、まさにフルスロットルで、やれることはなんでもやってみました、という感じ。これを読んで、退屈だったとは決して言わせません!

あと、出だしで『ソロモン海底都市の呪いを解け!』に引き続き、またも731部隊が登場したりしますが、たいして大きな意味はないので日本の読者の皆様はお気になさらず。

 

なお、次のカッスラーは秋頃に、〈ファーゴ夫妻〉シリーズの最新作『Pirate』を、さらに年度内には、新潮さんでずっとやっておられた〈NUMA〉シリーズの続きのほうも、弊社よりご紹介できればと考えております。

今後共ご期待下さい! (編集Y)

2018年5月29日 21:57

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