今月頭に発売されました、クライブ・カッスラーの最新刊(ロビン・バーセル共著)、『英国王の暗号円盤を解読せよ!』(上・下)は、もう読んでいただけましたでしょうか?

大富豪のトレジャー・ハンター、ファーゴ夫妻の大活躍を描くこのシリーズ、今回は英国王ジョンの残した財宝をめぐって、海賊の末裔と丁々発止の攻防を繰り広げます!

 

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上巻のあらすじは、こんな感じです。

 

サンフランシスコで休暇を楽しんでいたファーゴ夫妻は、ある古書店に寄った。

稀覯本好きのサムへの贈り物として、レミが密かに海賊の歴史書を探していたのだ。

古書店でレミはサムを外に待たせたまま、その複製版を買い求める。

だがサムは、店内の様子がおかしいことに気づいた。

じつは店に何者かが侵入していたのだ。

侵入者は店主を脅し、本を持ち去った。

彼らの目当ては、長年厳重に保管されていた海賊の歴史書の貴重な初版本だった。

やがて夫妻は、本の裏に秘められた歴史の謎の渦中へと!

 

内容的には、王様の財宝のありかが隠された地図と暗号、それを狙う謎の富豪(そのうち、この人物の祖先が海賊であることがわかる)、古書をめぐる争奪戦、後半で展開される洞窟内での迷宮探検など、「トレジャー・ハンティング&悪漢との対決」という、シリーズの原点に立ち返ったような「体幹の強さ」が際立ちます。

シンプルであるからこその、王道の魅力とでも申しましょうか。

 

敵とのつばぜり合いと並行して、内部情報漏えい者の正体探しがサスペンスを醸成。

ふたりは自家用ジェットをバンバン飛ばして、サンフランシスコから、サンディエゴ、ノースカロライナ、カナダのオーク島の〈マネー・ピット〉、ブラジルの「毒蛇島」・・・と宝探しの旅を続けます。

この世界名所めぐりと、美食、大富豪夫婦の艶めいた軽口こそが、宝探しの醍醐味と並ぶ、ファーゴ・シリーズのもういっぽうの魅力。

『ロマンシング・ストーン』や『インディ・ジョーンズ』みたいな冒険活劇の枠組みに、『探偵ハート&ハート』のロバート・ワグナーとステファニー・パワーズが出てるようなイメージ、とでもいえば良いでしょうか?(古すぎたらすみません)

 

ゴージャスで、ミステリアスで、痛快無比な、壮大なスケールの冒険アドヴェンチャー。

いつもながらのカッスラーのエンターテイナーぶりが発揮された一作です。お楽しみに!(編集Y)

2018年12月10日 18:01

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