クライブ・カッスラー追悼三作連続刊行、6月末刊行(7月10日奥付)の第二弾は

『ケルト帝国の秘薬を追え』(上・下)。

お待たせいたしました! 共著者は息子のダーク・カッスラー。カッスラーにとってのメイン・シリーズ、ダーク・ピットものの最新作。 『黒海に消えた金塊を奪取せよ』以来、2年ぶりの登場です!

 

  ケルト帝国 ブログ.jpg

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あらすじはこんな感じです。

 

中央アメリカのエルサルバトルにある発電用ダム周辺の村で、少年たちが次々と謎の死を遂げる。そんな折、ダムが何者かによって爆破され、さらには国連から派遣された研究者たちのキャンプが襲撃を受け、全滅する。

偶然居合わせたNUMA(国立海中海洋機関)長官ダーク・ピットと相棒のジョルディーノは、事件に巻き込まれることに。

一方、デトロイトの水路では、故意と思われる貨物船によるタンカー衝突事故が発生。NUMAは沈船引き揚げに協力するが、ダイバーが不審な死を遂げて......。

世界の各地で勃発する水難事故と、その周辺で発生する謎の疫病。

エジプトで遺跡発掘に立ち会っていたダーク・ジュニアとサマーの兄妹は、すべてを解く鍵が、三千年以上も前にエジプトを脱出した王女メリトアテンの秘薬〈アピウム・オブ・ファラス〉にあることを知る。

一方ピット夫妻は、招聘されたスコットランドのネス湖畔である恐るべき陰謀と直面することに......。狂気の世界転覆計画をピットは阻止することができるのか? 

 

今回の敵は、世界中で水にとある「毒」を撒くことで、人間の生物としての摂理を根源から変えてしまおうと目論む巨大企業体。

スコットランドのネス湖にある敵の本拠地に招待されたダーク・ピット夫妻は、かの地で思いがけない危機に巻き込まれることに。一方、そこに、古代エジプトから伝わる秘薬の探求がからんで、エジプトにいた双子のピットきょうだいも参戦します。

タイトルの「ケルト帝国」というのは、このエジプト王女メリトアテンが、エジプトを脱出して葦舟で遠路はるばるたどり着いた先がアイルランドという話になっていて、そこで「ケルト帝国」を創設したからなんですね。ちゃんと本作では、アイルランドでの王女の墓所探しの冒険も出てまいります。

 

きょうび、なかなかに刺激的(?)な敵の動機の設定(結構すごいこと考えてる)に、「カッスラー」らしさがほのみえますが(笑)、大風呂敷をひろげたあげく、思いがけない科学ネタと思いがけない歴史ネタを強引に結びつけて、意外な歴史の真実をまるっと構築してしまうカッスラー親子の豪腕ぶりは本作でも健在です。

手に汗握る展開、炸裂する衝撃の奇想。

これぞカッスラーの真骨頂! ぜひお楽しみください。

 

なお、ダーク・ピットものも、まだ終わりません!

すでに『The Devil's Sea』のタイトルで、本国では来年発売予定で作業が進行しておりまして、ちゃんとクライブ・カッスラーとダーク・カッスラーの連名表記となっています。

実は弊社では、現段階での原稿をすでに入手しておりまして、翻訳者の中山先生によれば、「今回の作品の主な舞台は、南シナ海とフィリピン海を結ぶルソン海峡を中心に、中国、台湾、インド、京都などで、チベットやヒマラヤ山脈の氷河も重要な役割を演じている」とのこと。

日本の軍艦が登場し、ダライ・ラマも活躍するダーク・ピット・シリーズ最新刊。

引き続き、弊社よりお届けできればと考えております。乞うご期待!(編集Y)

 

2020年9月 9日 06:02

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