
amazon/セブンネットショッピング/楽天/honto/
ロンドンの精神科クリニックで秘書として働くルイーズは、新しいボスとなる医師デヴィッドを一目見て仰天する。
彼はその前夜にバーで会って意気投合し、キスまでしてしまった相手だったのだ。
二人はやがて一線を越え、関係を深めるが、ルイーズは彼の魅力的な妻アデルとも偶然知り合い、罪悪感にかられながらも友情関係を築いてゆく。
しかし、この夫婦にはどこかおかしなところがあって......
意想外の展開が読者を翻弄する驚天動地の心理スリラー。
正直、何を解説したところで、何かしらの予備知識を与えてしまうので、
まずはとにかく読んでみてくださいとしか申し上げられません。
振り返って考えれば、このネタは決して未知のものではないわけですが、たぶん取り合わせの妙なんでしょうね。警戒していても、そう簡単には察知できないような気がします。
まあ、あまり構えずに、「よくある『ゴーン・ガール』テイストの心理スリラー」くらいの感じで気楽に読んでいただければ。
スティーヴン・キングやイアン・ランキンが絶賛し、ジョー・ヒルが「巧緻なパズルボックスの如き小説。もっとも不気味なヒッチコック、もっとも容赦のないルース・レンデルにも比肩する、熟練の技で組み立てられたスリラー」と称した傑作。〈サンデー・タイムズ・カルチャー〉誌の「普通の〈予期せぬ結末〉とは訳が違う」という評もなかなかにいかしています。
サスペンス部分がみっちり長いので、多少読み疲れる方もいらっしゃるかもしれませんが、それにじゅうぶんに見合ったラストの衝撃をお約束します。
ドラマから先に入られた方も、細かな仕掛けや伏線、心理描写に関しては、圧倒的に原作のほうが情報量が多いので、ぜひ読み比べていただければ幸いです。
なお、前述の販売担当Tのnoteでは、すでにドラマとの比較記事が出ていますが(編集者より文章が読みやすいかもw)(こちら)
ビビるくらいのネタバレ記事なので、必ずドラマ視聴後もしくは小説読了後にお読みください(笑)。
また、批評家さんの記事が出たり、書店さんからの感想がいただけましたら、こちらの編集者ブログか販売担当TのNoteにて、随時紹介していきたいと思います。
小説から読むか。ドラマから観るか。それはあなた次第。
そして、心からのお願いです。
結末は、決して誰にも明かさないでください。
(編集Y)
2021年2月27日 17:25
コメントする