2023年1月アーカイブ

全国の〈ヨーナ・リンナ〉ファンのみなさま、おまたせいたしました。
シリーズ第8弾となる作品を2月2日に発売いたします。

ラーシュ・ケプレル『鏡の男』(品川亮 訳)

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あらすじはこんな感じです。

ある雨の朝、ストックホルムの公園でジャングルジムに吊された少女が発見された。
現場に駆けつけた国家警察刑事ヨーナ・リンナは遺体を一目見て驚愕する。彼女は五年前の誘拐事件で行方不明となった被害者だった......。
警察は監視カメラの映像から、現場近くで犬を連れていた男の逮捕に踏み切る。強引な取調べがおこなわれるが、その男・マルティンは精神病を抱えていて供述は要領を得ない。だが、警察内で唯一マルティンを目撃者だとみなすヨーナが、旧友であるエリック・マリア・バルクのもとでマルティンの催眠療法を試みると、途端に彼は饒舌になり、ある名を口にする──


前巻『墓から蘇った男』でついに宿敵ユレック・ヴァルテルとの戦いを制したヨーナ。今度は猟奇的連続誘拐殺人犯を追います。
ストーリーラインは3つ。
連続誘拐殺人犯を、防犯カメラの映像や不明確な証言など、わずかにしかない証拠で追うヨーナ。
5年前に娘を事故で亡くしたために精神疾患を負い、第一の死体発見現場によく似た絵を描いた男・マルティンとその妻パメラ。
そして......
誘拐され、監禁された少女たちの抵抗。

今作でも、思わず「痛い......」とうめいてしまいそうなケプレルらしいサディスティックな描写はもちろん、ヨーナの捜査思考のスピード感、サスペンスフルな展開は健在。いやむしろ、事件がシンプルだからこそ、スッキリとわかりやすいプロットとなったがゆえに、よりケプレルの筆がノッているようにも感じられます。
そして、予想もつかない、あっと驚く真相が待ち受けています......!

今作はノン・シリーズとなっており、前作まで読んだ人はもちろん、ここから読む人でも単発のクライムノヴェルとして楽しめる作品となっております。
テイストとしては、『ウサギ狩り人』に似ているかもしれませんね。

ちなみに、今回も装幀は岩郷重力さん。重厚感のあるものに仕上げてくださいました。
鏡文字の仕掛けに気がつきましたか?


さて、本国ではシリーズ9作目の刊行が決定しております。
その名も『The Spider』。
『墓から蘇った男』で深く傷ついたサーガ・バウエルが捜査に復帰するとだけ、聞いております。
こちらも弊社で版権取得をするべく動いており、来年のいまごろにはお届けできるのかな、と思います。ぜひおたのしみに! (編集M)

P.S.
ブログを更新したあと、はたと気がつきました。
私が編集担当としてこの記事を書いたのは、異動以来はじめてでございました。

申し遅れましたが、海外文庫読者のみなさま、はじめまして。
2022年4月より翻訳出版編集部(新設です!)に配属となりました。翻訳出版に携わりたいと思って版元を志望した者として、念願かなっての異動でした。
異動するまえは文庫の販売担当として営業部におり、そのときにはウサギ狩り人』の記事を書きました。
また、そのころから海外文庫宣伝用のTwitterアカウント、@Swagger_fuso の運用を中の人としておこなっております。新刊の告知やはたまた名作発掘などをしておりますので、ぜひぜひフォローしてください。
これからも面白い小説をみなさまにご紹介できるよう鋭意努力していきますので、今後とも扶桑社海外文庫への変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします!


2023年1月27日 16:25 | | コメント(0)

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