扶桑社ロマンス
2007年11月28日 |
【新刊案内】
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真夜中の天使
お待たせいたしました。今月の扶桑社ロマンスは、『真夜中の天使』。人気沸騰中の〈真夜中〉シリーズ第三弾、一応の完結編です。
■真夜中の天使
■リサ・マリー・ライス 著
■上中 京 訳
■文庫判
■定価900円(税込)
■2007年11月30日
■ISBN978-4-594-05528-8
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あらすじはこんな感じでございます。
特殊部隊の鬼教官として、殊更にこわもてのイメージを保ってきたコワルスキ。音楽を愛する心優しい内面など理解されなくても構わなかった。だが警備会社の経営者となると、一般人との関わりに悩まねばならない。
そんな彼の前に天使が舞い降りた。コワルスキの真実の姿を心の目で見てくれる盲目の歌姫アレグラは、神様からのご褒美としか思えなかった。
しかし、アレグラの光を奪った事件が、再び彼女を苦しめ始める。
『真夜中の男』『真夜中の誘惑』に続く、官能のロマンティック・サスペンス第三弾!
過保護系アルファ・メールと、自立心の強い女性の、濃密でホットな愛を描いてきた本シリーズ。おかげさまで大好評をいただいております。
本作においても、愛する女を「守る」男、という基本テーマはもっとも端的な形で表現されています(キャラの設定だけでもわかりますよね)。笑っちゃうくらいの過激な描写や、手に汗握るサスペンス、気の利いた会話、そしてジョンやバドに負けないくらいキャラたちまくりのコワルスキ……。前作をお楽しみいただけた方なら、きっと気に入っていただけるはず。
今回、とくに注目してほしいポイントは「音」。
光を失ったアレグラにとって、世界は音でしか認識できません。そして、自らを表現する手段もまた音楽です。
一方のコワルスキは、泣く子も黙る、いかつい風貌ながら、豊かなバスの美声の持ち主。
二人をつなぐのは、音楽。そして声なのです。
ちなみに、ミステリー的な部分でも、本作で音はたいへん重要な役割を果たします。
単に視力に障害のあるヒロインというだけでなく、作品の端々まで二人の認識している世界の差異を織り込んでくるリサ・マリー・ライスの筆力には感心しきりです。
考えてみると、第一作の「一般人」と「元軍人」、第二作の「大富豪」と「庶民」に続き、究極の「別世界に生きる二人の出会いと愛」を描こうとしてるんだなあ、なんて。
続編の予定もあるようなのですが、シリーズ既刊作の紹介はこれでいったんの締め。
でも、リサ・マリーの新作が読みたい!!という方に朗報です。
来年の春ごろにノンシリーズの新刊をご紹介できると思います。主人公はまたも元SEALのアルファなヒーローなのですが、〈真夜中〉シリーズとはちょっと毛色の変わった作品となっております。彼女の現時点での最高傑作との声もちらほら。ぜひご期待ください!
2007年10月31日 |
【新刊案内】
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愛は砂漠の夜に
お待たせいたしました。今月の扶桑社ロマンスは、大人気作家コニー・メイスンのシークもの、『愛は砂漠の夜に』でございます。
■愛は砂漠の夜に
■コニー・メイスン 著
■中川梨江 訳
■文庫判
■定価各880円(税込)
■2007年10月30日
■ISBN978-4-594-05508-0
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昨年刊行した『誘惑のシーク』は、おかげさまで大変なご高評を賜り、すでに6刷まで来ております。ご愛顧に感謝!
今回の作品もシークものではありますが、舞台はアルジェリア、時代は19世紀。続編ではございません。あらすじはこんな感じです。
美貌の英国人令嬢クリスタは、舞踏会で、強引だが男性的魅力にあふれたアラブの王子アーメドと出逢う。英国貴族の母を持つ彼は、またの名をマークといった。
ひと目あった瞬間から恋に落ち、チュニスに向かう船上で結ばれる二人。しかし船は海賊の急襲を受け、クリスタはひとり囚われの身に。
ある夜、奴隷として移送中の彼女の寝所にひとつの影が忍びよる。彼こそは謎に包まれたシーク“砂漠の鷹”。そしてその正体は……。
『誘惑のシーク』『獅子の花嫁』の著者が贈る、愛と官能の歴史ロマンス!
とにかく、波乱万丈、息つく間もない展開に、ページを繰る手がとまりません。
上で紹介したあらすじも、まだ始まって3/1あたりまで。このあと、次々と恋人たちには試練がおとずれます。燃えるようなエメラルド・グリーンの目をもつ、神秘的で高圧的、でも一途で心優しいアーメド。銀髪、ブルーアイの純粋で気丈なヒロイン、クリスタ。彼らは、ありえないような苦難の連続のなかで、自らの運命を切り開いてゆくのです。
コニー・メイスンといえば、一筋縄ではいかないお騒がせのサブキャラが魅力的な作家ですが、本作でも、アーメドのかつての愛人で、あの手この手でちょっかいを出してくるウィローの愛ゆえの悪女ぶりが、じつに魅力的に描かれています。クリスタをかどわかす海賊の棟梁バルバロッサも、超コワモテなのに、なんかせつなくてすごくいいんですよね。
冒険と愛、策謀と復讐に彩られた一大スペクタクル。もちろん、ホットな官能描写もたっぷり。ヒストリカルの王道をゆく、コニー節炸裂の本作をぜひお楽しみください!
なお、コニーの次回作は、彼女の代表作との声も高い『Black Knight』(黒い騎士)。来年の早いうちにお届けできると思いますので、こちらもお楽しみに……。
2007年10月06日 |
【新刊案内】
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わたしにふさわしい場所(上・下)
9月新刊の女性向けのもう一本は、書籍では初紹介となるキャリー・カラショフとジル・カーグマンの『わたしにふさわしい場所――ニューヨークセレブ事情』(上・下)でございます。
■わたしにふさわしい場所―ニューヨークセレブ事情(上・下)
■キャリー・カラショフ&ジル・カーグマン 著
■中尾眞樹 訳
■文庫判
■定価各740円(税込)
■2007年9月30日
■ISBN978-4-594-05484-7
ISBN978-4-594-05485-4
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実は、本書はかつて『25ans』で抄訳のかたちで連載された「セレブの縄張り」を完訳のかたちで文庫化したものです。「あっ、記憶にある」と思われた貴女、ぜひ書店においそぎください。あらすじはこんな感じです。
メラニー・コーン、35歳、元フライトアテンダント。
一代で財を成したアーサーと恋に落ち、電撃結婚して一年。ニューヨークの社交界にデビューしたはいいものの、口さがないセレブたちからは、「センスがない」「成りあがり」と陰口を叩かれつづける毎日。
どうして、こんなにいじめられなきゃいけないの? あたし負けないわ。
理想のセレブめざして孤軍奮闘するメラニー。パーティにチャリティにと積極的に参加していくが、結果はいつも空回りばかり。それでも彼女は、明るく、がむしゃらに輝ける日を信じて努力する。
そんな折りに舞い込んだ、新聞記者からの取材の申し込み。やっと、わたしもセレブの仲間入りだわ。舞い上がるメラニーだったが……。
セレブ御用達のブランドやレストランを全編に散りばめながら、クセの強い社交界の面々の、退屈だけど刺激的な日常をユーモアたっぷりに描き出す、極上のファッショナブル・コメディ、完訳版で登場!
とにかく、愉快痛快、抱腹絶倒。
担当して、こんなに笑えた小説は久しぶりでした。
ニューヨークの社交界に巣くうセレブの面々を描き出す洒落と皮肉のきいた筆致は、まさに絶品。ヒロインの愛すべきキャラクターもさることながら、脇役陣の愉快さがまたものすごいことになっています。
とくに、本作の裏ヒロインともいうべき、おばさんセレブ二人組のジョーンとウェンディがいい味だしまくり。そねみ、ねたみ、たくらみ、毒舌を吐きつづけるピカレスクっぷりにはほんとうに頭が下がります。その他、稀代の悪情婦を囲ったせいでどんどん窮地に追い込まれてゆく会社社長のモーガン、メラニーを愛しながらも同じアパートの若セレブにおねつ(死語)をあげる夫のアーサー、メラニーにファッション道を伝授するウルトラスーパー執事のガフィーなど、きら星のごとくクセモノキャラが登場し、飽きさせることがありません。
まずは、華やかなセレブワールドに関心のある貴女。絶対読んで損はさせません。
あふれかえるブランド品と、ニューヨーカー御用達の名店の数々への言及は、ファッション小説としての魅力に色を添えています。メラニーとともに、ヒルトン姉妹やドナテッロと同じ空間を闊歩する悦楽を、ぜひご堪能ください。
同時に、こんなこといっちゃなんですが、たぶんみなさん、若い女性しか読まないと思ってスルーしがちなタイトルだと思うんですよ。
でもね、嘘は申しません。マジで面白いから。オジサンもオバサンも、こぞって読んでほしい1冊(ああ、2冊か)。
謎のチャリティパーティとフェイスリフトに血道をあげるNYセレブの非日常な日常。そんななか、背伸びすることが美徳と思い定めた面々がおりなす、おかしくも哀しいハイテンション・コメディ。それが本作なのです。
ぜひ騙されたと思って手にとってくださいね!
過ぎし日の絆(上・下)
またまた遅くなりましたが、9月刊の女性向け作品の紹介をば。
まずは、弊社の大看板の一人でもあるバーバラ・デリンスキーの新刊『過ぎし日の絆』です。
■過ぎし日の絆(上・下)
■バーバラ・デリンスキー 著
■佐藤知津子 訳
■文庫判
■定価各840円(税込)
■2007年9月30日
■ISBN978-4-594-05481-6
ISBN978-4-594-05482-3
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あらすじはこんな感じです。
ダナは34歳のインテリアデザイナー。潮騒の聞こえる海辺の瀟洒な邸宅に、弁護士の夫ヒュー・クラークとふたりで暮らしている。早くに母親を海の事故で亡くし、父親の顔も知らず、祖母に育てられたダナだったが、愛する夫と結ばれた幸せをかみしめていた。
ところが、そんな彼女を奈落の底につきおとすことが起きる。生まれてきた赤ちゃんの肌の色が浅黒かったのだ。
白人の両親をもつ子に、どうしてアフリカ系の血が? ヒューの親族はダナの不倫を疑う一方で、彼女の父方の家系にアフリカ系アメリカ人がいたのではないかとせまる。プレッシャーのなか揺れ動き、DNA鑑定を提案してくる夫への不信。そして、いまだ写真でしか知らない父への複雑な想い……。
やむなく自らの家族の来歴と出生の秘密に向きあうことになったダナが知る、衝撃の真実とは?
巨匠デリンスキーが壮大なスケールで描きだす、家族の危機と再生の感動ドラマ!
デリンスキーという作家さんは、もはやカテゴリーロマンスの枠内には収まらない女性小説の大家です。
本書では、ヒロインは冒頭のシーンですでに臨月。通常のロマンス小説でいえば、「愛するヒューの子を身に宿したダナ。こうして、二人のめくるめく愛の世界は永遠に続くのでした。めでたしめでたし」と締めくくられるはずのラストシーンから、本作はスタートするわけです。
しかし運命は二人に思いがけない試練を与えます。白人夫婦に黒人の赤ん坊。もちろん浮気など身に覚えのないダナからすれば、原因は過去に求めるよりほかありません。
自分の先祖の誰かに、アフリカ系アメリカ人がいたはず。彼女は、これまであえて接触しようとしてこなかった、まだ見ぬ父の行方をさがして、自らのルーツに分け入って行くことになるのです。
日本人には馴染みが薄いかもしれない人種問題に、正面から挑む本作。それでも、夫との愛と不信、義理の両親との関係、そして近隣住人との交流など、描かれている内容自体は等身大の女性が抱えるテーマばかりです。過去の人物関係がしだいに明かされてゆく後半の謎解きも、なかなかに読みごたえがあります。
ぜひ手にとって、豊饒なデリンスキーワールドをお楽しみください!
なお本作では、登場人物が車に乗り込むやいなや携帯電話で話しはじめるというシーンが頻出します。気になる方もいらっしゃるかもしれませんが(少なくとも編集者は結構気になった)、お国の交通事情の違いということでご理解くださいませ。みなさんは安全運転を心がけてくださいねっ!(笑)
2007年09月06日 |
【新刊案内】
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真夜中の誘惑
俺がプリンセスを守る!! ・・・すいません、ちょっと言ってみたかったんです。唐突でごめんなさい。
遅くなりましたが、8月刊の第二弾、『真夜中の誘惑』のご紹介です! 『真夜中の男』で大好評をいただきました著者の、シリーズ第二弾です。
■真夜中の誘惑
■リサ・マリー・ライス 著
■上中 京 訳
■文庫判
■定価/880円(税込)
■2007年8月30日
■ISBN978-4-594-05323-9
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あらすじはこんな感じです。
プリンセスのようだ……。
刑事のバドは、場末のダンスクラブで出会ったクレアのあどけない美貌に眼を奪われる。一方、クレアもまた、彼の力強い男らしさに強く惹かれる。その夜、激しい情熱につき動かされて愛を交わす二人。
しかしバドは知らなかった。彼女が大富豪の令嬢であることを。
そしてクレアも知らなかった。彼がかつて命がけで自分を守ってくれたことを。
やがて迫る暗殺者の脅威。試練にさらされる二人の愛のゆくえとは。
『真夜中の男』に続く、官能のロマンティック・サスペンス第二弾!
お待たせしました! 手に汗握るサスペンスと、ホットな官能シーンで話題騒然となったリサ・マリー・ライスの続編をお届けいたします。
前作では、元海軍特殊部隊員ジョンと、インテリア・デザイナーのスザンヌの息詰まるような愛と逃避行が描かれました。
今回の主役は、前作でも重要な役回りで登場した刑事のバドとその恋人クレア。
いったん、時間軸を巻き戻し、前作の事件が起きる前の時点での、バドとクレアの出会いから本作は始まります。なかなか面白い趣向ですよね。
お互いの素性をまったく知らない状態からヒートアップする、ふたりの熱い恋。
前半の見所はなんといっても、前作をはるかに上回るホットさ。完全無欠の男らしいヒーローなのに、極度に興奮すると一文節以上しゃべれなくなるというバドが可愛すぎてツボです。そして、個人的にはロマンス史上に残るといってもよい、空前絶後の大オチ! これが愛の吟遊詩人ってやつなのか??
やがてふたりは、『真夜中の男』でも描かれた巨大な陰謀に巻き込まれていきます。
前作と同じ事件を、バド/クレアの視点から描き直していくというトリッキーな構成の妙は、さすがのひと言。ほんとに一筋縄ではいかない作家さんです。
ひたすら熱く燃えあがる、最高のロマンティック・サスペンス。ぜひ前作と合わせてご一読ください。
今年中には、『真夜中』シリーズの第三弾もお届けできるはずです。
主人公は、本作でも登場した盲目の歌姫アレグラと、ジョンの部下で超コワモテのコワルスキの「美女と野獣」コンビ。担当編集者としても、早くご紹介したくてたまりません! 鶴首してお待ちくださいませ!
2007年05月30日 |
【新刊案内】
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獅子の花嫁
今月の新刊紹介第二弾は、コニー・メイスンの『獅子の花嫁』です。
昨年、『誘惑のシーク』で大好評を博した著者の、中世ヒストリカル・ロマンス第二弾です。
■獅子の花嫁
■コニー・メイスン著
■中川梨江訳
■文庫判
■定価/880円(税込)
■2007年5月30日
■ISBN978-4-594-05380-2
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あらすじはこんな感じです。
時は十一世紀。サクソン人領主の姫アリアナは、齢十四にして征服者であるノルマンの騎士ライアンとの結婚を強いられる。
彼女を待っていたのは五年間の修道院生活。やがて迎えに来た夫との生活が始まるが、アリアナは自らを閉じ込め父母の領地を奪ったライアンを許そうとしない。
しかし、時折見せる彼の優しさと、抗いがたい官能のよろこびに、いつしか彼女の心と身体はとかされて……。
憎しみと幾多の困難を越えて見出される真実の愛。
『誘惑のシーク』の著者が贈る、壮大な愛と官能の中世物語!
強気なお姫様と、勇猛にして冷徹な騎士の熱く燃え上がる愛。
出会うまでの不幸な経緯ゆえに、お互い素直になれないまますれ違い続ける二人が、いつしか真実の愛に目覚めてゆく姿は、読んでいて夢中になること必至です。
鼻っ柱の強いアリアナの言葉ぜめ(笑)にあって、たじたじになりつつ迎え撃つライアンの姿が妙にかわいかったり。
あと、ヒーロー/ヒロインの魅力もさることながら、二人の関係をしっちゃかめっちゃかにひっかきまわす、ウルトラ性悪女ザブリナや、コケの一念でアリアナを強奪しようとする元許婚のエドリックといった、サブキャラクターの魅力もコニー・メイスンならでは。この人の作品に出てくる恋仇って、悪役とは言い切れない独特の「愛橋」があるんですよね。
『誘惑のシーク』を楽しんでいただいた方も、まだお読みでない方も、ぜひご一読くださいませ。中世ロマンスの決定版の登場です!
2007年05月18日 |
【業界ニュース】
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【業界ニュース】ノーラ・ロバーツは、トヨタやマリオをこえる!
扶桑社海外文庫の顔とも言える作家に、ノーラ・ロバーツがいます。
ロマンス読者のみなさまには、いまさら紹介する必要もないでしょうが、ミステリー・ファンのなかには、もしかしたら、ご存じないかたもいらっしゃるかもしれません。
〈扶桑社ロマンス〉のレーベルで、もう50冊をこえる作品を出版している作家です。
ノーラ・ロバーツは、もちろん世界的にも大人気。
著書は3億冊近く売れていて、しかも執筆の勢いはおとろえず、すでに作品数は175をこえているという、超人的な活躍ぶりです。
さて、最近、雑誌“Time”が、「世界でもっとも影響力がある100人」を発表しました。
日本からトヨタの渡辺社長と、任天堂の宮本専務が選ばれたので、話題になりましたよね。
じつは、ノーラ・ロバーツが、このリストの第7位に選ばれているのですよ。
ちなみに、ひとつ上の6位は、レオナルド・ディカプリオ。
文芸の分野では、もちろん、だんとつのトップです。
(次にエントリーされている作家は、16位のデイヴィッド・ミッチェル。最近、新潮社さんで『ナンバー9ドリーム』が出版されました)。
しかし、世界で7位はすごい。
未読のかたも、興味がわいてきませんか?
彼女の作品は、ミステリー色の濃いものも多く、事実、広範な読者を獲得しています。
“Time”でも、読者は「女性が中心だか、女性ばかりはない」と紹介されています。
でも、そんなに作品数が多かったら、何から読めばいいんだろう?
もちろん、どれから読んでもハズレはないのですが、そんなときにおすすめなのが、ノーラ・ロバーツのオフィシャル・ガイドブック。
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邦訳された作品ガイドがありますから、ご参考にどうぞ。
もちろん、ノーラの素顔を知る格好のテキストでもあります。(編集部・T)
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