2編集部日記アーカイブ

それでは、先日予告しておりました、翻訳者の藤井さん作成のナリーニ・シン〈サイ=チェンジリング〉シリーズの作品リストをアップしておきます。

実は、これ、巻末に入れようと思っていながら、
頁が足りずに(ご存じの方もいるかと思いますが、
本の頁数は32の倍数だとちょうどよいのです)
泣く泣くカットしたものです。

なお、続刊のところにヒロインの名前が入っていないのは、
著者が「つぎの巻はだれそれの話です」と最初に
発表したときのかたちに則ったもので、たいていの場合、
お相手がだれかは発売ギリギリまで明かされないから、
ということでした。なるほどっ!
知らないほうが、ワクワクしますものね。

ご参考になさってください。(編集J)


●シリーズ構成●

■長編
1.Slave to Sensation 『黒き狩人と夜空の瞳』
2.Visions of Heat 『冷たい瞳が燃えるとき』
3.Caressed by Ice 『氷の戦士と美しき狼』
4.Mine to Possess 『気高き豹と炎の天使』
5.Hostage to Pleasure 『封印の獣と偽りの氷姫』
6.Branded by Fire  〈ダークリバー〉の近衛(センチネル)、マーシーの話
7.Blaze of Memory 〈シャイン財団〉の理事長、デヴラジの話
8.Bonds of Justice ヒューマンの刑事、マックスの話
9.Play of Passion 〈スノーダンサー〉の副官(ルーテナント)、インディゴの話
10.Kiss of Snow 〈スノーダンサー〉のアルファ、ホークの話
11.Tangle of Need 第九巻で登場するキャラクターの話
[以下続刊]

■ノヴェラ
1.Beat of Temptation("An Enchanted Season" 収録)
  ネイトとタムシンの話[第一巻の十八年前の設定]
2.Stroke of Enticement("The Magical Christmas Cat" 収録)
  第四巻で名前だけ出てきたザックの話
3.Whisper of Sin("Burning Up" 収録)
  ルーカスの秘書、リアの話[第一巻の七年前の設定]
4."Wild Invitation"(二〇一三年三月発売予定のアンソロジー)
  「Beat of Temptation」「Stroke of Enticement」+新作ノヴェラ二編を収録

■短編
◇The Cannibal Princess 「人食い姫」(『冷たい瞳が燃えるとき』収録)
◇The Shower 「シャワー」(『氷の戦士と美しき狼』収録)
◇Miss Leozandra's 「ミス・レオザンドラの美容院」(『氷の戦士と美しき狼』収録)
◇A Conversation 「ある会話」(『気高き豹と炎の天使』収録)
◇A Gift for Kit 「キットへの贈り物」(『封印の獣と偽りの氷姫』収録)
◇The Party
◇Movie Night
◇Wolf School

2012年7月20日 22:46 | | コメント(6)

弊社で20年近くにわたって、途切れなく売れ続けている隠れたベストセラー、『ファントム』(スーザン・ケイ著 北條元子訳)をご存じでしょうか?
誰もが知っている『オペラ座の怪人』――ガストン・ルルー原作で、何度も映画化され、ミュージカルとしても有名なあの物語です――の前日譚にあたるお話。これがついに初舞台化されることとなりました!


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本作を舞台化するのは劇団スタジオライフ(6月11日~27日 新宿・シアターサンモール)。

演出家、倉田淳さんによる独特の世界観に染め上げられた、
熱狂的なファンも多数いらっしゃる有名な劇団です。
萩尾望都作品やシェイクスピア、文芸耽美作品など、さまざまなジャンルの舞台化で大きな評判を呼んできた彼らが、ついに本作を日本で初めて舞台化することになりました。
詳細は劇団さんのHPでじっくりご覧ください。

また、名古屋にひきつづき、京都で劇団四季さんの『オペラ座の怪人』も始まっております。
そんなこともあってか最近、弊社の『ファントム』もよく売れておりまして、しばらく品切れとなってしまったことをお詫びいたします。
で、さっそく重版をかけました。4月20日以降に出来上がりますので、今月の終わりにはまたご購入いただけるかと存じます。

2011年4月12日 15:46 | | コメント(0)

メリー・クリスマス! 
皆様に幸せが舞い降りますように。

聖夜に耳よりなお知らせです。

先月刊のロマンス・アンソロジー『クリスマス・エンジェル』に収録されている
「クリスマスエンジェル」と「ジェサミンのクリスマスの贈り物」が電子書籍となって、発売されました。
未読の方はぜひお試しください。
お買い求めは下記URLから、アクセスして下さい!

・PCでお買い求めの方

クリスマスエンジェル
http://www.papy.co.jp/act/books/1-155161/


ジェサミンのクリスマスの贈り物
http://www.papy.co.jp/act/books/1-155160/

携帯でお買い求めの方

下記QRコードからQRコード対応ケータイで読み取れば、URLが表示されます。

クリスマス・エンジェル

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ジェサミンのクリスマスの贈り物

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他にも、コニー・メイスンの作品なども電子書籍化しておりますので、ぜひお試しくださいね。

2010年12月25日 22:57 | | コメント(1)

 以前、「カバー作りはむずかしい」という打ち明け話をしました。

 そのなかでもお話ししましたが、心配なのは、他社さんとおなじ写真を選んでいないか、ということなんですよ。

 と思っていたら、海外にこんなサイトが。

 おなじ素材を使った本の表紙を集めてならべたんですね。
 これだけの数をそろえたのにも感心しますが、そもそも、よく気づいたなあと感心します。

 このサイトはもともと歴史小説を扱っているところなので、使われている素材もファイン・アートが多くて、しかたないかなとも思います。

 それでもこれ↓なんか、びっくりしますよね。

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 まさか、イラストも再使用するとは!

 それにしても、おなじ絵画や写真を使っていても、逆版(写真を裏返す)にしたり、トリミングを変えたり、色調を調整したり、ほかの要素を合成をしたりと、どこのデザイナーさん&編集さんも苦労はおなじなんだなあと、ため息が出ます。

 上のイラストなども、色あいを変えているだけじゃなく、よく見ると、髪型も背景も小道具もちがっています。
 これは、別の絵といってもいいのかも...(?)

 けっきょく、偶然おなじ素材を選んでしまったとしても、これだけ多様な仕上がりになる、ということですよね。
 ならべられると、かえって個々のちがいが際だちます。
 内容にあわせて、どのような印象に作りあげるか。
 そこが、この作業のおもしろいところでもあるのです。

2010年8月 4日 11:23 | | コメント(4)

 さっそくですが、クイズです。

 みなさんは、リージェンシー時代の英国に、公爵が何人ぐらいいたか、ご存じですか?

2010年5月19日 12:36 | | コメント(2)

 ちょっと話題していたのですが、みなさんはロマンス文庫のカバー・デザインについて、どう思います?


 いま、翻訳もののロマンス小説では、白人女性の写真がメインで使われています。
 ひじょうに特徴的で共通したイメージなので、出版社がちがっても、ひと目で「ロマンス小説だ」とわかるようになっていますよね。
 逆に、そういった女性写真を使わないと、ロマンスだと気づかれないのではないかというおそれがあり、二の足を踏んでしまうのです。

 扶桑社海外文庫では、ノーラ・ロバーツさんの作品は、ずっと松原健治さんにとってもすてきなイラストをオリジナルで描いていただいていたのですが、ロマンス読者にわかりやすくするため、途中で写真のデザインに変えた、という経緯があります。
(じっさい、写真のデザインに変えた『十七年後の真実』は、部数がそれまでよりすこし上がったのです)

 ヒロインのイメージに合った女性を選ぶのは苦労しますし、背景や小道具を工夫したりして、なんとか作品にぴったりなデザインにするよう、努力してはいるのです。
 ホット度が高い作品ならば、あえて男性の写真を入れてみたりとか、いろいろ……。


 ところが、これだけの数の文庫が、それぞれ女性の写真を使うため、なかにはおなじモデルの写真を使ってしまったり、ひどいときはまったくおなじ写真を使ってしまったりすることが起こっています。

 わたしたちの編集部でも、用意して進めていたのとおなじ写真が、べつの会社さんの新刊に使われていて、急遽差し替えなければならなかったこともありました。
 さらには国際的な問題(笑)にもなっていまして、ある原書を見たら、わたしたちが使ったのとおなじ写真だった、などという椿事も発生。


 いや、これは笑いごとではないんですよね。
 作品の内容に即した写真を選ぼうとすると、当然ながら、使える写真はかぎられてきます。
 そうなると、自然におなじ写真を選んでしまったりするんですよ。

 もちろん、ほかの文庫もマメにチェックしてはいますが、それでもついうっかり、ということは起きがち。
 写真は、専門のエージェンシーさんからお借りするので、その写真が過去どんな用途で使用されたかはわかるはずなのですが、エージェンシーさんがちがうと把握しきれなかったりします。

 まあ、これは事故のようなものなので、あたたかく見守ってください。

2010年3月15日 10:35 | | コメント(11)

 お待たせしました!
〈サイ=チェンジリング〉シリーズ2作、交渉がまとまりました。
 これで、続きが出せます。

 これから翻訳し、編集して出版ということで、2作め“Visions of Heat”の出版は来年になってしまうと思いますが、どうかお待ちください。
 未読のかたは、ぜひ『黒き狩人と夜空の瞳』を読んでくださいね。
 ご声援いただいたみなさま、ほんとうにありがとうございました!(編集部・K)

2009年8月19日 12:30 | | コメント(20)

 みなさんにご心配をおかけした『黒き狩人と夜空の瞳』ですが、ぶじに社内の会議を経て、版権取得のオファーを出しました!

 みなさんに、これだけご支持をいただいている作品なので、まだ読まれていないみなさんにもぜひ手にとっていただけるよう、努力しなければ。
 どうしても「パラノーマルは苦手」とおっしゃるかた、いらっしゃいますものね。
 たしかにこの作品は、たくさんあるヴァンパイアものなどにくらべると敷居が高そうに見えるのですが(なにしろ、超能力者にシェイプシフターに近未来にネットワーク社会ですから)、ドラマは抜群だと思うので、なんとか読んでいただきたいです。

 では、版権交渉、がんばります。(編集部・K)

2009年8月 6日 11:00 | | コメント(11)

ロマンスのタイトル決めには、編集者もいつも頭を悩ませています。
編集者それぞれつけ方に好みもあったりするのですが、私は個人的に、なるべく原題の雰囲気を尊重すること、原題をそのまま日本語に移行しづらい場合は、内容に即したタイトルにすることを意識するようにしています。
だいたい、10以上のタイトル案をいろいろな方向性で出し、訳者さんや、懇意のロマンス業界の方、上司や販売部とも相談のうえ、決定しております。オビやカバーの後ろ側の内容紹介も、ああでもない、こうでもないと、自分の無能さにうんざりしながら、何度も推敲を重ねて作っています。読者の皆さまにおかれましては、「なに、このダサい邦題」と思われることもあるかと存じますが、温かい目で見守っていただけると幸いです。なにぶん私はセンスが地味なので、『あなたの牙に首ったけ』みたいなスゴいのはつけられませんけど……。

今月新刊のリサ・マリー・ライスにしても、決定までにはいろいろ苦しみました。
とにかく、ロマンス小説には長い歴史と蓄積があります。平たく言えば、ちょっと考えて出てくるようなタイトルには、たいがい先例があるわけですね(笑)。
まず、ぱっと思いついたのは『美しき標的』。さっそくネットで検索をかけてみます。ヒット。ハーレクインさんのアン・ヘリスに前例がありました。ううっ。ヒストリカルなのにロマサスっぽいタイトルを先に使っちゃうなんでひどいじゃん(なんてもちろん思ってませんよ!)。先方が出された時期がかなり最近なこともあり、やむなく諦めます。
じゃあ『美しきターゲット』では? 検索。またヒット。ハーレクインさんのフィオナ・ブランド作品。くそ、じゃあ『美しき逃亡者』ではどうだ? ……ハーレクインさんのジャニス・カイザーと昔懐かしきサンリオのバーバラ・カートランドに先例あり。
そういや「追いつめられて」って映画があったけど、ロマンス小説だとどうかしら。調べてみると、ハーレクインのシャーロット・ラム&二見のジル・マリー・ランディスに前例が……。

とまあ、こんな調子で、タイトルのかぶらないものを10案くらい出して訳者さんと相談。第一陣は私のほうでも納得がゆかず、全ボツ。さらに10案を出し、結局、私のわがままで今の形に落ち着きました。
正直、インパクトは弱いかもしれませんが、原題の『PURSUIT』(追跡・追求)の、シャーロットを追いかける敵側の様子とともに、自由と安全を求めて逃げ続けるシャーロット、新たな人生を模索するマット双方の様子も含めた意味合いを、ぜひ生かしたいと思いました。あと、前作の『闇を駆けぬけて』と呼応して、夜明けに射す希望の光をつかみ取ろうとする前向きなイメージを出したかったんですね。
いろいろとご意見はあろうかと思いますし、うまくいかないこともありますが、読者の皆様に覚えていただくとても大切な邦題をまかされるのは大変名誉なこと。全力でこれからも取り組んでいきたいと考えております。(編集J)

2009年6月12日 17:44 | | コメント(3)

 読者のみなさまからのお問い合わせで多いのが、ノーラ・ロバーツさんの新刊についてです。
 そこで、今後の予定をご紹介しておきますね。

 まず、1月末に、〈ガーデン・トリロジー〉の完結編『輝きのレッド・リリー』が発売されます。
 お楽しみに!

 2009年には、ロマンティック・サスペンスの長編を中心にご紹介します。

 まず、春には“Angels Fall”を出版します(すみません、以下もすべて邦題は未定です)。
 シェフを勤めていたレストランで銃撃戦が起き、心に傷を負ったヒロイン。自然豊かな町で再起をはかる彼女が、ある事件を目撃してしまうのですが……
 すばらしい読後感をお約束します!

 そのあと、夏に“High Noon”、秋に“Tribute”を出版していく予定です。
 前者は、人質交渉人の女性刑事とバーの経営者が主人公。
 後者は、伝説的な女優だった祖母が遺した屋敷を修復するヒロインが出会う謎を描います。
 もちろん、どちらもサスペンスとミステリーとロマンスを堪能させてくれる作品です。

 次の3部作〈The Sign of Seven〉トリロジーは、今年の末か来年あたりから刊行できればと思っています。
 こちらは、呪いをかけられた町を舞台にした、ちょっと怖いミステリー風のロマンスです。

 今後もノーラ・ロバーツさんの新刊に、どうぞご期待ください!(編集部・K)

2009年1月15日 11:55 | | コメント(7)

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