2009年1月アーカイブ

今月の扶桑社ロマンスは二点。まずは、日本では初めての紹介となるバーバラ・ピアスの『汚された令嬢』でございます。


%89%98%82%B3%82%EA%82%BD%97%DF%8F%EC-new.jpg

■オンライン書店で購入する
amazon7&Y楽天ブックサービスbk1


バーバラ・ピアスは、2000年にデビューしたヒストリカル・ロマンスの作家さんで、本作でロマンティック・タイムズのレビュアーズ・チョイス官能ヒストリカル部門にノミネート、続編となる“Sinful between the Sheets”(今年中にはご紹介できると思います)で同賞を見事受賞。官能的かつドラマティックな作風で本国では人気急上昇中の要チェック作家さんです。
あらすじはこんな感じ。

ソリティア公爵家の令嬢フェイアーは、初めての夜を捧げた相手から手ひどい裏切りを受ける。すべては彼女の父親に捨てられた愛人が仕掛けた罠だったのだ。
気丈なフェイアーは醜聞に立ち向かうことを決意するが、そこに近づいてきたのは危険な魅力を放つ男マッカスだった。彼は復讐を代行するかわりに、自分が上流社会の一員になる手助けをしてほしいと契約を持ちかける。
悩んだ末その申し出を受け入れるフェイアーだったが……。

まず、特筆すべきは、ラブシーンの美しさ。決して数は多くはありませんが、絵巻物のような絵画的描写でじっくり魅せます。シチュエーションの設定もじつにロマンティック。きっとご満足いただけるものと思います。
さりとて、物語がおざなりになっているわけではなく、悪辣な陰謀に立ち向かうヒロインの心の揺れや勇気、「契約」の名のもとに彼女に近づきながら次第に心奪われてゆくヒーローの想いが自然に描きだされます。355ページのマッカスの台詞には個人的にしびれました……。
終盤の狂騒的なドタバタにも大爆笑。単なる乱痴気騒ぎではなく、情熱的で後先考えない登場人物たちの性格がうまく表出されているからこそ、面白いんでしょうね。まあ、公爵邸ならもう少しセキュリティはなんとかしたほうがいいのではないかとは思いますが……(笑)。
ともあれ、ひと粒で二度も三度も美味しい素晴らしい作品です。ぜひご一読のほどを!

2009年1月28日 21:43 | | コメント(0)

 すみません!

 この「扶桑社ロマンス通信」ですが、現在、コメントとトラックバックのボタンが消えてしまっています

 システム上のトラブルだと思われます。
 確認して、近いうちに修正します!

   *   *   *   *

 ご覧のとおり、コメントの書きこみは復旧いたしました。
 長いあいだ、すみませんでした。
 これから、ぜひ読者のみなさんのご意見をお聞かせくださいね!

 トラックバックに関しては、いましばらくお待ちください。

2009年1月19日 12:38 | | コメント(0)

 読者のみなさまからのお問い合わせで多いのが、ノーラ・ロバーツさんの新刊についてです。
 そこで、今後の予定をご紹介しておきますね。

 まず、1月末に、〈ガーデン・トリロジー〉の完結編『輝きのレッド・リリー』が発売されます。
 お楽しみに!

 2009年には、ロマンティック・サスペンスの長編を中心にご紹介します。

 まず、春には“Angels Fall”を出版します(すみません、以下もすべて邦題は未定です)。
 シェフを勤めていたレストランで銃撃戦が起き、心に傷を負ったヒロイン。自然豊かな町で再起をはかる彼女が、ある事件を目撃してしまうのですが……
 すばらしい読後感をお約束します!

 そのあと、夏に“High Noon”、秋に“Tribute”を出版していく予定です。
 前者は、人質交渉人の女性刑事とバーの経営者が主人公。
 後者は、伝説的な女優だった祖母が遺した屋敷を修復するヒロインが出会う謎を描います。
 もちろん、どちらもサスペンスとミステリーとロマンスを堪能させてくれる作品です。

 次の3部作〈The Sign of Seven〉トリロジーは、今年の末か来年あたりから刊行できればと思っています。
 こちらは、呪いをかけられた町を舞台にした、ちょっと怖いミステリー風のロマンスです。

 今後もノーラ・ロバーツさんの新刊に、どうぞご期待ください!(編集部・K)

2009年1月15日 11:55 | | コメント(7)

 2月28日発売予定の扶桑社ロマンスのご紹介です。

バーバラ・テイラー・ブラッドフォード 岡真知子/訳
『運命の貴公子』(上・下)
Barbara Taylor Bradford "The Ravenscar Dynasty"

 ひさしぶりに、BTBが扶桑社ロマンスに帰ってきます!

 BTBといえば,『女資産家』にはじまるハート家サーガで有名な、世界的ベストセラー作家。
 2007年には、OBE(大英帝国勲位)を授けられています。
 そんな彼女が、四半世紀に及ぶ構想期間を経て発表したのが、この『運命の貴公子』です。

 20世紀初頭の英国を舞台に繰りひろげられる、美しき貴公子による愛と復讐の大河ロマンス。
 ぜひご期待ください!(編集部・K)

2009年1月14日 16:36 | | コメント(0)

 遅くなりましたけど、新年のご挨拶を申し上げます。

 思い起こせば、昨年の扶桑社ロマンスは、1月にフェアを行ない、怪気炎(?)を上げてはじまったのでした。

 ノーラ・ロバーツ、〈光の輪〉トリロジー『炎の壁の彼方から』、そして〈ガーデン〉トリロジー(今月1月末で完結です)を出版しました。
 2009年のノーラ・ロバーツは、ロマンティック・サスペンスが中心になると思います。
 お楽しみに!

 そのロマンティック・サスペンスといえば、リサ・マリー・ライス
 残念ながらというべきか、喜ばしいというべきか、他社さんからも出版されてしまいますけれど、もちろん扶桑社ロマンスでも新作をお届けしていきます。
 そのほかロマサスでは、大御所カレン・ローズの作品もご用意していますのでお楽しみに。

 ヒストリカル・ロマンスでは、コニー・メイスンがメインでしたが、昨年から、第一線で活躍している作家の紹介を本格的にはじめました。
 そのなかでも、大変好評をいただいたカレン・ホーキンスは新シリーズが始まります。ソフィー・ジョーダンのスピンオフも近々お届けできると思います。
 また、今年はバーバラ・ピアスキンバリー・ローガンルーシー・モンローサブリナ・ジェフリーズといった実力者が登場してきます。
 もちろん、コニー・メイスンも出ますよ(いちばん近いのは、3月末の予定)。

 さらに今年は、パラノーマル・ロマンスにも挑戦するつもりです。
 ようやく日本でも見られるようになったパラノーマルですが、ご存じのように、いまアメリカでは、ヒストリカルとならんで、このジャンルが主流となっています。
 そんななかでも、独自の世界観で評価の高い、ナリーニ・シンの〈サイ=チェンジリング〉シリーズをご紹介します。その他、シドニー・クロフトの〈ARCO〉シリーズも控えておりますので、ご期待ください。

 昨年の秋ごろから、扶桑社ロマンスは、なんとか毎月2点ずつ刊行しようと努力しています。
 うまくいかないこともありますが、今年の春ぐらいからは、月2点ペースを確立できると思います。
 もちろん、数を増やすだけでなく、質の向上もはかっているつもりです。

 今年も扶桑社ロマンス&このブログを、よろしくお願いします!(編集部・K)

2009年1月 8日 13:04 | | コメント(2)

ページの先頭へ