さっそくですが、クイズです。

 みなさんは、リージェンシー時代の英国に、公爵が何人ぐらいいたか、ご存じですか?

 ロマンス小説を読んでいると、1000人でもたりないぐらいだと思いますけどね。

 正解は、18人

 ちなみに、侯爵はさらに少なくて17人、伯爵は100人、子爵は22人、男爵は134人(1820年調べ)。
 しかも、公爵は自分の地所を運営するのに忙殺されていて、遊びまわったり外国にスパイに行ったりする暇はなかったということです。

 これは、アメリカのロマンス雑誌「RT Book Reviews」2010年6月号に掲載された記事にあったもの。
 ヒストリカル・ロマンスで描かれる歴史的な背景が真実かどうか検証しよう、という企画です。
 ほかに取りあげられていたのは...

 上流社会といえば華やかなパーティが付きものですが、これはほんとうに行なわれていたんですって。
 パーティ・シーズンは、イースター(3~4月ごろ)から6月終わりか7月までで、日曜をのぞいてほぼ毎日のように開かれていたそうです。
 50人から100人ぐらい集まり、場合によってはそれ以上の客でごった返して、馬車が交通渋滞を起こすこともあったそうです。
 みんな、疲れてうんざりしたいたらしいですよ。

 では、そんななかで、貧しい娘が貴族に見そめられて結婚する、なんていうシンデレラ・ストーリーは現実にあったんでしょうか?
 これは、一般的ではないけれど、ありえた話だそうです。
 美しい妻は、男性にとってはステイタスだから。
 でも、逆に、貧しい階層の男性が貴族の娘と結婚する、というのは、ほとんどありえなかったらしいです。

 ...こういう情報は、「なんだ、ウソだったのか」と夢を壊してしまう部分もありますが、でも史実とちがうからといって、その小説の価値がなくなってしまうわけでもないですよね。
 おじさんたちが読んでる時代小説のほうが、歴史描写はメタメタな気がしますけど。

2010年5月19日 12:36

コメント(2)

Comment

  • こんにちは。
    いつもこっそりのぞいては,更新を楽しみにしています。
    公爵の数等々,へぇ~!へぇ~!へぇ~!とへぇ~!ボタン(古い^^;)を頭の中で押していました^^
    18人という少なさだったら,独身公爵なんていうのは,格好の結婚相手だったんでしょうね~。
    実際にはそういう人も皆無に近かったのでしょうけど。
    まあ現実は現実。 ロマンス小説はロマンス小説♪
    これからも楽しみたいと思います♪♪♪



    |mari|2010年5月22日 04:22

  • そおだったんだ~!!(お目目、ぱっちり!)毎月下旬に、いつもこちらで、発売前の新刊チェックしてます。7月の新刊の時代背景は大好きなので、購入リストにばっちし加えました^^ヒーローが公爵というプロットは私、無視できなくて、買ってしまう魅力オーラが漂っているんですが、へえ、そうなんだ~!って、秘密を教えてもらったようで、うきうきしました!
    リージェンシーロマンスって、日本でいうと、大正時代のロマンスみたいで私は大好きなんですよ。



    |ろびん|2010年6月28日 10:05

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