バタバタしていて、更新が滞ってしまいました。申し訳ありません。
7月2日発売の扶桑社ロマンスは二点。いずれも売れ行き好調です。まだお読みでない方はぜひお試しください。

まずは、コニー・メイスン『隻眼の海賊に抱かれて』
前上司の弊社担当者が、フランクフルトのブックフェアで、コニーの代理人をしている有名な女傑エージェントと会合を持ったとき、「コニーやるなら『Pirate』か『Viking!』よっ」と散々勧められたという作品。海外では代表作のひとつとされています。


%90%C7%8A%E1%81%40%89%E6%91%9C.jpg


■オンライン書店で購入する
amazon7&Y楽天ブックサービスbk1


1800年代初頭のニューオーリンズ。
ヒーローのガイ・デヤングは大農園の厩番として働く貧しいが善良な青年です。
ガイは、農園主の娘ブリスと恋に落ちて、彼女の父親の承諾を得ずに結婚をします。

が、ブリスの父親の承諾を得なかったことがもとで、彼は数々の不幸に襲われ、妻への不信と取り巻く社会への怨念をつのらせ、深い絶望感に陥ります。そして、自らの過去を断ち切り、非情な海賊として法の外側で生き抜く決心をします。

元々善良な人間だったガイが、そうなるまでには深い葛藤と苦悩があったことは、言うまでもありません。
それから7年後、ガイは、思いもよらないかたちで、ブリスと再会することになります。

そこから始まる、波瀾万丈の冒険とロマンスは、まさにコニー節全開。
まあ、いつものコニーといえばいつものコニーなわけですが、ちょうど作家として最も脂ののっていた時期の作品で、彼女の魅力がぎゅっとコンパクトにつまった一作となっています。

なお、コニー・メイスンはこれまでDorchester という出版社のペイパーバック部門、Leisure Booksというレーベルからおもに作品を出版してきました(弊社から翻訳が出ている本も、原書の大半はそちらのレーベル作品です)。
ところが、ミステリーブログのほうでも紹介記事がありましたとおり、Dorchesterが昨年ペイパーバックからの撤退を発表し、さらには作家さんに対する未払い問題なども発生、今後の状況を注視していたわけです。
そんな折、先日、コニーの今後の作品に関するちょっと意外な新展開(「おお、そう来たか」みたいな)を聞きおよびました。まだ公にする話ではありませんが、正式に先方でも発表があれば記事にすることがあるかもしれません。
なんにせよ、米出版界は激動の時代に突入した印象が強いですね……。
海の向こうの事情に注意を向けつつも、弊社といたしましては日本の読者に対して、面白いロマンスをしっかり継続的にご紹介していければと考えておりますので、引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。(編集J)

2011年7月22日 21:04

コメント(0)

Comment

コメントする

ページの先頭へ