2012年6月アーカイブ

扶桑社ロマンスの新刊が7月2日(月)に発売となります。
今月は、大人気作家によるシリーズもののロマンスを2点お送りします。

ノーラ・ロバーツ 野川聡子/訳
ブライド・カルテット4
『幸せは永遠(とわ)に』
(原題Happy Ever After)定価1100円(税込)

ウェディング・コンサルティング会社を舞台に繰り広げられる、幼馴染四人組の恋愛模様を描いてきた四部作も遂に最終巻。〈Vows〉の代表を務めるパーカーは、仲間が次々と婚約を決めるなか、寂しさを感じながらも日々の仕事に打ち込んでいます。そんな冷静沈着な彼女も、なぜかマルコムの前に出ると戸惑ってしまい……ロマンスの女王による愛と結婚の物語、ここに完結!

ナリーニ・シン 藤井喜美枝/訳
『封印の獣と偽りの氷姫(ひょうき)』
(原題Hostage to Pleasure)定価1150円(税込)

大人気パラノーマル・ロマンス〈サイ=チェンジリング〉シリーズ、待望の第五弾の登場です! 豹チェンジリング〈ダークリバー〉の戦士ながら変身することのできないドリアンと、サイの研究所を脱出し息子とともに逃亡生活を送る美貌の研究者アシャヤ。種族を超えた運命的な恋のゆくえに待ち構えるものとは? そして、アシャヤにつきまとう暗い影の秘密とは? 

いつもほんとうに熱いご声援をありがとうございます。
いずれ劣らぬ傑作ぞろい。ぜひご期待ください!

2012年6月24日 21:55 | | コメント(14)

今月のもう一冊は、『殺しは絹をまとって』がすでに紹介済みの作家アンドレア・ピケンズによる『誘惑された女神』。〈マーリンズ・アカデミー〉シリーズの第二弾です。


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あらすじは、こんな感じです。

19世紀初頭の英国。スパイ養成機関〈マーリンズ・アカデミー〉の生徒シャノンは、優秀ではあるが向こう見ずな性格の持ち主。
フランス人暗殺者を仕留めるためにアイルランドへ派遣されたシャノンは、敵の潜伏先でかつて痛い目に遭わされた謎のロシア人オルロフと鉢合わせしてしまう。
しかし、敵からシャノンをかばったオルロフは深い傷を負わされ、さらには、取り逃がした暗殺者を追う任務に共同でつくことになって……。
若き戦乙女(ワルキユーレ)の活躍を描く官能と冒険のヒストリカル・ロマンス第二弾!

ご記憶の方もいらっしゃるかと思いますが、前作のラストで、すでに本作のヒーロー、ヒロインは邂逅ずみです。
古城でのスパイあぶりだし作戦の末、前作のヒロイン、シエナの親友としてかけつけたシャノンは、密書をめぐってオルロフと対立します(このときはオルロフが一枚上手で密書は持ち去られてしまいます)。
その時点ではシャノンはオルロフのことを、ロシア人の泥棒としか認識していませんが、本作でついにその正体を――そして彼の男性としての危険な魅力を知ることになるのです。

2012年6月22日 16:37 | | コメント(1)

今月の扶桑社ロマンスの新刊は、すでにお読みいただけたでしょうか?
まずは、前作『見知らぬ人のベッドで』が、スマッシュヒットを記録したメアリー・ワインの第二弾、『猛き戦士のベッドで』のご紹介です。


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お話の舞台は、1603年のスコットランドです。
領主のひとり娘ブロンウィンは、貴族令嬢とは思えない日々を送っていました。領地拡張に執念を燃やす父親は、彼女を使用人の如く扱い、娘の結婚のことなど考えてもいなかったのです。
愛する母はすでに他界し、心を許せるのは三兄のキアーのみ。ある日キアーの勧めで遠乗りに出た彼女は領地の境界近くで馬に乗った見知らぬ男性と出会うことになります……。

今回のヒーローは、前作の主人公ブロディック・マクジェームズの弟カレン。
ヒロインは、マクジェームズ家に対立する領主の娘で、前作ではじゃじゃ馬呼ばわりされていたブロンウィン。
出てくる人たちがみんなマクなんとかで、少し読みにくいかもしれませんが(笑)スコティッシュ・ロマンスらしい、荒々しくもセクシーな内容に仕上がっています。
ぜひ、第一弾と合わせてお楽しみください!

2012年6月22日 16:11 | | コメント(0)

 ノーラ・ロバーツさんの〈ブライド・カルテット〉もいよいよ完結間近!
 満を持して贈る、正面からのコンテンポラリー・ロマンス・シリーズです。
 もしお読みでないかたは、ぜひ。

 ところで、そのノーラさんに、迷惑な話が起きています。

 最近アメリカでは、アマチュア作家が自分の作品を電子書籍として、アマゾンなどのネット書店で売るのが定番になっています。
 そのなかから、100万ダウンロードを記録して大手出版社と高額で契約する作家が出たり、ステファニー・メイヤーの『トワイライト』のエロティックなファン小説“Fifty Shades of Grey”が世界的に超大ヒットしたりと、話題に事欠きません。

 注目の電子出版ですが、ベストセラー・リストにこんな本が出ました。
 Nora A. Roberts“SpellBound Cafe”
(ノーラ・A・ロバーツ著『魅惑のカフェ』、といったところでしょうか)

 問題は、この著者の「ノーラ・A・ロバーツ」です。
 ミドルネームの「A」が入ってるんです。
 変でしょう?
 そうです、これはノーラさんになりすました人間の仕業だったのです。
 作品のコメントにも「これは、ノーラ・ロバーツの作品ではありません!」という読者からの書きこみが。

 じつは、これはあるサイトのグループが、あえてこんな名まえをつけていたことが判明しました。
 彼らの言い分によると、なるべく安価に提供して読者に喜んでもらうために、そのジャンルのベストセラー作家の名まえを借りたペンネームを作った、とのこと。
 だから「ノーラ・A ・ロバーツ」名義でロマンス小説を出したというんですね。
 そればかりか、全米トップの売上を誇るミステリー作家ジェイムズ・パタースンにちなんだ「ジェイムズ・A・パタースン」名義でも出版しているというから、あきれてしまいます。

 しかし、非難を受けたためか、彼らは著者名を変更しました。
 じゃあ、まったく関係ない名まえにしたかというと、これが「Lora Roberts」というんですね。
 ローラ・ロバーツ!
 ひどすぎ。

 さらには、これは別な本ですが、"Nora Roberts: Firecracker"という小説も売られていることが判明。
 これは、ノーラ・ロバーツが書いたという意味ではなくて、ノーラ・ロバーツという主人公の小説なんですって。

 この事態に、ついにノーラさん本人がコメントしました。

「(ノーラ・ロバーツという)わたしの名まえについて言っておきたいと思います。30年以上にわたり、わたしは一生懸命に書き、読者を獲得し、経験を積み重ねてきました。そのすべてがわたしなのです。ですから、それにただ乗りしようと、わたしの名まえを――ミドルネームのイニシャルをつけて――勝手に使うことは、けっして許されることではありません。
 もし、彼らが言うように、それがほんとうにいい小説ならば、なおのこと著名な作家の名をちょっと変えたペンネームなどで売ろうとしてはいけません。それは、読者をふくめ、あらゆる人を侮辱するものです。
 わたしばかりでなく、ほかの作家の名を使ってまで彼らがしたことは、そしてこの先もしようとしていることは、人を騙し、傷つける行為です。そんなことをする人がいると思うと、ほんとうに悲しくなります」

 まったくですね。

2012年6月14日 18:35 | | コメント(1)

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