今月のもう一点は・・・本当にお待たせいたしました!! ナリーニ・シン〈サイ=チェンジリング〉シリーズ第5弾『封印の獣と偽りの氷姫』をお届けいたします。

いつも厚いご支援を賜り、誠にありがとうございます。
このシリーズは、発売直後の売行き初速がべらぼうに良く、本当にファンの皆様に待ち望まれているのだなあと痛感させられます。


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あらすじはこんな感じです。

パラノーマル・ロマンス〈超能力者(サイ)=動物に変身できる種族(チェンジリング)〉シリーズ第5弾!
豹チェンジリング〈ダークリバー〉の戦士ドリアンは、遺伝子の異常で生まれつき豹に変身できない身体ながら、抜群の狙撃技術と高度の技能で群れの信頼を勝ち得ていた。
そんな彼に、サイの研究所から脱出してきた美貌の科学者アシャヤとその息子を護衛する任が下る。
妹をサイの殺人鬼に殺され復讐心に燃えるドリアンは、当初サイであるアシャヤに憎しみをぶつけるが、やがて抗い難く惹かれてゆく。
一方のアシャヤも、急速にドリアンへの想いを募らせてゆくが、彼女には誰にも話せない秘密があった……。

今回の主人公は、前作で〈プロトコルⅠ〉の研究施設からの脱出をはかったサイの科学者アシャヤと、第一巻で妹をサイの殺人鬼に惨殺された〈ダークリバー〉の戦士ドリアンです。
“凍傷にかかりそうなくらい冷たい”と評されるサイの女性と、サイに対して強い憎しみを抱くチェンジリングの雄、という、このシリーズらしい王道カップリングですね。
もちろん、単なる通り一遍のロマンスにとどまらないのはいつものこと。
アシャヤの周囲でつねにつきまとう不穏な影の存在。それがもう一つの柱となって、物語は展開していきます(比較的早くにネタは明かされますが、一応ここでは伏せておきますね)。
サイとチェンジリングの抗争も激化、謎の集団も暗躍し、種族間対立は緊迫度を増しながら、いよいよシリーズも佳境へ……。
壮大な世界観と、情熱ほとばしる恋愛描写でいよいよヒートアップするシリーズ第5弾。
さらに、巻末には将来のアルファ候補の少年キットと姉のリーナが登場する掌編『キットへの贈り物』も掲載。
ご期待に応える大ボリューム、シリーズ最長の672頁でお届けいたします!
じっくりとお楽しみください!

作品については、各処の感想ブログなどで、ファンの皆様の熱い内容紹介がアップされておりますので、ぜひ巡回していただければと思います。こちらのコメント欄にも、ご感想等ございましたら、どしどしお寄せくださいませ。

個人的には、“猛アタックによる「サイ落とし」”という本シリーズならではのロマンスとしての醍醐味に加え、アシャヤの息子の能力とか、ドッペルゲンガー物かと思わせて実は◯◯物とか、ヒロインにまつわる不穏な気配をうまく恋愛譚の背景としてスリリングに用いていることに、いつもながら感心させられました。

あと、実は編集として、今回悩みに悩んだのが装丁周り。
あまり突っ込んだことを書くと、いろいろ危なっかしいのでよしますが、
「フリのお客さんには一見違和感がなく、中身を知っている読者の方にはいい人選だと思っていただける」ようなモデル写真を探して、それこそ何千点に及ぶ素材のなかから、デザイナーともどもさんざん検討した結果、こんな装丁になりました。選んだ最後のポイントは、目の色がちゃんとアシャヤと合ってたことだったり。
これがベストかどうかはさておき、元写真ではプラチナブロンドの髪の毛一本一本を、こちらで黒く塗ったりしておりまして、じつはデザイナーの膨大な労力が費やされております(笑)。

ヒーローのほうは逆に「変身できない設定」なので、最初は珍しくプラチナブロンドの「男性」写真を探してみたのですが、これがいいのにあたらなくて。
そこで、従来どおり「豹」の写真を用いつつも、セピア色のモノトーンにしたうえで、オビ裏に「封印」してみたわけです。
ちなみに、第一案では豹は逆向きに目線を向けていたのですが、販売部に見せたら「なんかヒョウ柄の服みたいね」と言われ、編集者とデザイナーで「そう言われるとそうとしか見えなくなってきた」と頭をかかえ……。で、ためしに逆版にしてみたら……、おおっ服に見えなくなった! 一条の光明がさした瞬間でした(笑)。

とまあ、微力ながら少しでも良い本にしあげたいと、編集者もいろいろない知恵を絞っている、というどうでもよい裏話でした。


2012年のRITA賞には、なんと三冊がノミネートされているナリーニ・シン。いよいよ本国でもパラノーマル・シーンにおける最も重要な作家として、確固たる地位を確立してきたようすです。
「現時点での初速を見る限り、次の本も獲得して良い」とのお達しが販売部から(内々に)出ましたので、熟考のすえ、中編集は挟まず、まずは本編の続きを読んでいただくべく、獲得に動こうかと思っております(第6弾ですね)。
なにぶん長いのに加えて結構訳すのが大変な本で、訳者さんにご苦労をおかけするので予定は未定なのですが、また今までどおり半年後くらいにお届け出来れば嬉しく思います。また、獲得できましたら、ここでご報告いたします。お楽しみに!(編集J)


PS 追って、皆様の便宜をはかりまして、翻訳者の藤井さん作成の作品リストをアップしようかと思っておりますので、ご活用ください。しばしお待ちを・・・

2012年7月13日 09:20

コメント(9)

Comment

  • 出来れば最終巻と言われる14巻まで、一気に版権取得していただきたい気持ちです。
    版権取得&6巻の発売予定&藤井さんの作品リストの情報を楽しみにしてます。
    しかし表紙の作成も大変気を使ってるんですね・・・、どの巻の表紙もイメージはとても良く表現してると思います。
    5巻は評議会の面々が面白いです、ケイレブの謎や、新規メンバーアンソニー、不穏な動きをするヘンリー・・・、あとアマラも気になるキャラで、今後が気になります。
    あ、もちろんドリアン&アシャヤもよかったですよ!
    ショートストーリーもいい話でした。



    |jun|2012年7月13日 22:33

  • まずはシリーズが読めて嬉しいです!
    続編の獲得も現実に近づいてるようで、ますます嬉しい!!
    個人的には本編の続編を読みたいです。
    あと、装丁の秘密がわかりました(笑)
    せっかくのドリアンが帯に隠れてる!と思ってたら。
    封印されてました。
    装丁にも多大な時間と労力がかけられてたのですね。
    裏話を知るとありがたみが増します。
    装丁といえば、3弾ではジャッドの姿がなかったのは残念。。。
    イメージにあうモデルさんいませんでした?



    |読者K|2012年7月14日 01:37

  • 第6巻版権獲得予定のお知らせ(内内でのお話とのことでが)、有難うございます。またまた嬉しくて踊ってしまいそうです。このシリーズは本当にお気に入りで既刊本は暗記するほど何度も読んでいます。
    半年後にお届け!の予定が決定になるように、また、7巻以降も是非とも宜しくお願いします。



    |智|2012年7月14日 11:21

  • 第6弾版権獲得(前向き活動中)、万歳!!
    楽しみに待ってます。
    ホークやマーシーの話が待ち遠しいです。
    もちろん、今回のドリアン&アシャヤも満喫しました。
    シリーズ全体の世界観もいいですよね~

    追伸:(耳たこでしょうが)某文庫のギルドハンターシリーズの版権も御社に獲得していただきたいです・・・



    |roco|2012年7月14日 15:46

  • 内々とはいえ、獲得決定やったーーーー!!!
    本決まりになるのを本当に本当に期待しております~



    |ひっさん|2012年7月15日 21:06

  • 今回もとても個人的に予測の立てられないストーリーで、『こう行くか!!』といい意味でドキドキと読みました。
    続刊の予定がたちつつあるようでとても嬉しいです。
    関係者様には感謝の念をお送りしますーm(__)m

    猛アタックのサイ落とし。。。うまいですね。



    |r|2012年7月20日 13:51

  • 今回のお話も良かったです~!ごろごろヒーローたまらない!!
    続刊の予定もあるとのことで小躍りしております。
    お次はごろごろヒロインになるのでしょうか??
    いずれにせよ楽しみです!

    私も関係者様の裏話を聞けるのはとても嬉しいです。頑張って作っていただいてる様子が分かると、こちらも一読者として大切に読まなければという気持ちになります。これからも応援しております。



    |y|2012年7月27日 11:37

  • 早速、読みました。

    本屋で最後の一冊だったので、冷や汗かきました。

    もうこのシリーズは大好きで大好きで、第1作から全巻何度も読んでいるので、カバーをしているにもかかわらず緑の帯が擦り切れそうです。

    本編はもちろんですが、短編もウルウルときてしまうような内容で、お値段以上の満足感を得る事が出来ました。

    表紙作成の裏話など、楽しく読ませていただきました。
    もしかして、第2巻ヴォー&フェイスの表紙のモデルさんの髪の色も加工されたのかなと勝手に想像しています。

    関係者様方のおかげで楽しいひと時を過ごせる事に感謝しております。これからもご活躍を期待し、応援しております。



    |アンジュ|2012年7月31日 17:20

  • 発売日と同時に購入している方が多いのですね。
    お仲間が多くて嬉しいです。パラノーマルの翻訳は最近、少なくなりましたので、ぜひ他のシリーズも発掘してくださいませ。次巻の発売を心待ちにしております。



    |匿名|2012年8月16日 01:25

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