2012年8月アーカイブ

扶桑社ロマンスの新刊が9月3日(月)に発売となります。
今月は、大物作家による読み応え十分のロマンスを2点お送りします。

カレン・ローズ 伊勢由比子/訳
『闇に消える叫び』(上・下)
(原題Scream for Me)定価各920円(税込)

ジョージア州で起きた女性惨殺事件を調査する特別捜査官ダニエル。そんななか、行方不明の義妹を探して調査局を訪ねてきた看護師のアレックス。二人は出会った瞬間に惹かれ合います。しかし、悪夢のような連続殺人劇はまだ始まったばかりでした……。「ロマンティック・サスペンスの女王」の異名をとるRITA賞作家が、圧倒的なスリルと緻密な構成で贈るラブ・サスペンス!


シャノン・ドレイク 村上真帆/訳
『エメラルドの誘惑』
(原題Emerald Embrace)定価1050円(税込)

こちらは、大人気作家ヘザー・グレアムが別名義で贈るゴシック・テイストのヒストリカル・ロマンス。親友の不可解な死の真相を突き止めるため、遠路アメリカからスコットランドの古城を訪れたマーティス。彼女を待ち受けていたのは妖しい魅力を放つ古城の城主ブルースでした。やがて城内では奇妙な事件が続発して……友人の死の真相とは? そして失われたエメラルドの行方とは?

ぜひ、お楽しみに!

2012年8月31日 12:51 | | コメント(2)

今月のもう一冊は、ジュリアン・マクリーン『ハイランダーにとらわれて』
宙出版さんのメインの一人だった作家さんですが、今回はハイランダーものです。


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あらすじはこんな感じです。

1716年。イングランドの公爵である父を亡くしたアミーリアは、婚約者と結婚するためスコットランドの砦を訪れるが、〈ブッチャー〉の異名をとるハイランドの戦士ダンカンによって誘拐されてしまう。
恐怖と怒りにかられながらも、いつしかダンカンの男性的な魅力に惹かれていくアミーリア。一方、復讐のための道具として彼女をさらったはずのダンカンも、その勇敢さと美貌に心を動かされて……。
旅の果てにふたりを待ち受ける運命とは? 
大人気作家が贈る波瀾万丈のスコティッシュ・ロマンス!


「これが最後の警告だ。俺は脱げと言った――それでも、おまえがあくまで逆らいつづけるなら、次になにをするか、責任を持てないぞ」
「だったら、わたしもこう言うわ。必要なら百回だってくり返してあげる。答えはノーよ」

月夜に現われた、巨大な斧をもった筋骨隆々のハイランダー。
抵抗の余地もなく、誘拐されてしまう公爵令嬢。
まさにハイランダーもの!! といわんばかりの導入から続く、決死行。
何度も命がけで抵抗しては、組み伏せられる気丈なヒロイン、アミーリア。
そんななか、彼の復讐にかける思いと誠実な人柄に触れて、いつしか心惹かれてゆくアミーリアでしたが……。

中盤で、逃げ切ったヒロインが保護を求めて開明派のスコットランド貴族のもとにたどり着くのですが、ここから驚くべき展開が待ち受けております……まあ、よくある展開かもしれませんが(笑)。終盤の救出劇も盛り上がります。
王道のご満足をお約束できる、ウェルメイドのハイランダーもの。
あと、ちょこっと今回は表紙、頑張ってみました! おそらくコニー・メイスンの『愛は砂漠の夜に』以来、ウン年ぶりの男性表紙でございます……。
ぜひ、ご一読を!(編集J)

2012年8月23日 22:47 | | コメント(0)

さて、今月の新刊はもうお手にとっていただけたでしょうか。
今月は、奇しくも新旧の名手による「令嬢誘拐もの」のヒストリカルが揃いました。
まずは、コニー・メイスン『海賊王子の後宮で』
なんといっても、名作『誘惑のシーク』以来の本格的ハーレムもの。期待するなといわれてもしちゃいますよね。

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あらすじはこんな感じです。

16世紀中葉のイスタンブール。オスマン帝国第二皇子ダリクは、父の死後帝位を継いだ異母兄による兄弟皆殺しの凶行を辛うじてかわし、王宮を脱出した。以後、憎むべき兄への復讐を胸に皇帝の船を襲い、財宝を奪う海賊として生きてきた。
ある日、高価な財宝を皇帝へ届ける船が航行中との情報を掴むと、その船を襲撃する。だが宝物として乗っていたのは金髪碧眼の美しい娘。ダリクは英国貴族の令嬢であるその娘ウィローに瞬時に心を奪われるが、彼女は皇帝との取引に使う駒であり、手をつけるわけにはいかなかった。葛藤に苦しんだ末、彼が下した決断とは……。
エーゲ海とハーレムを舞台に繰り広げられる、波瀾万丈、冒険と官能の千一夜物語!


いや~、久々にコニー・メイスンらしい一作です。
まず、ヒーローが冒頭から、超やる気まんまんです。
それから、ヒロインがまるでいうことをききません(笑)。
あと、ヒーローの前の愛人が出てきて、ヒロインに毒を盛ったりします。

ね? コニー・メイスンっぽいでしょう?

あまりとやかく言っても仕方のない感じの話なので、このくらいで。
とにかく、コニー・メイスンのファンなら十分ご満足いただける内容かと存じます。

ぜひご一読ください!(編集J)

2012年8月21日 23:13 | | コメント(0)

少し古い話題になってしまい恐縮ですが、弊社でも何冊かご紹介させていただいた大切な作家さんなので、ブログにアップしておきます。

去る7月30日、アイルランドを代表する女流作家、メイヴ・ビンチー(Maeve Binchy)さんが亡くなられました。享年72。病室で、愛する夫君に看取られつつ最期を迎えられたとのことです。
本国のみならず、全世界で4000万部を超える売上を記録している、真の大ベストセラー作家さん。

ビンチーさんは、扶桑社ウィミンズ・フィクション路線のメイン作家として、当時の弊社レーベルを支えてくれた存在でもありました。初期、「モーヴ・ビンキー」の名称で刊行していましたが、その後、現地読みに合わせて変更した経緯があった(扶桑社では比較的珍しいケース)のを、今でも覚えています。

すでに、海外のニュースやウィキペディアなどでは、訃報についての各人のコメントや、死の前に遺したメイヴの言葉などが紹介されていて、いかに愛された作家さんだったかが偲ばれます。

以下の本は、弊社も含めて概ね絶版かと思われますが、図書館などで、機会があればぜひお読みいただけると嬉しく思います。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。(編集J)

(長編作品)
Light a Penny Candle (1982) 祈りのキャンドル(上・下) 竹生淑子 訳 扶桑社ロマンス
Echoes (1985)
Firefly Summer (1987)
Silver Wedding (1988) 銀婚式 安次嶺佳子 訳 扶桑社ロマンス
Circle of Friends (1990) サークル・オブ・フレンズ(上・下)中俣真知子 訳 扶桑社ロマンス
The Copper Beech (1992)
The Glass Lake (1994) グラスレイク(上・下)吉澤康子 訳 扶桑社ロマンス
Evening Class (1996) イヴニング・クラス(上・下) 安次嶺佳子 訳 扶桑社ロマンス
Tara Road (1998) タラ通りの大きな家(上・下)安次嶺佳子 訳 扶桑社ロマンス
Scarlet Feather (2000) 幸せを運ぶ料理店(上・下) 安次嶺佳子 訳 扶桑社ロマンス
Quentins (2002)
Nights of Rain and Stars (2004)
Whitethorn Woods (2006)
Heart and Soul (2008)
Minding Frankie (2010)

(短篇集 邦訳のあるもののみ)
The Lilac Bus (1984) ライラック・バス ハーディング祥子 訳 青山出版社
This Year It Will Be Different: And Other Stories (1996) クリスマスの食卓 ハーディング祥子 訳 アーティストハウス

2012年8月21日 21:14 | | コメント(0)

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