2013年1月アーカイブ

というわけで、遅まきながら、あけましておめでとうございます。

今年も、おなじみの作家さんから、気鋭の新人さんまで、
次々ご紹介していきたいと考えておりますので、
よろしくお願い申し上げます!(追って、上半期くらいの予定はアップするつもりです)

まずは、扶桑社ロマンスの最新刊が、2月2日(土)に発売されます。
大人気ヒスリカルの最新刊と、〈修養学校〉シリーズの中編集第三弾です。

メアリー・ワイン 香山栞/訳
『気高き騎士のベッドで』
(原題Bedding the Enemy)定価940円(税込)

 キアー・マクウェイドはスコットランド人領主の三男でありながら、父や兄の相次ぐ死で跡を継ぐため、ロンドンへと旅立つことに。一方、イングランド人伯爵令嬢ヘレナは、拝謁を得たものの宮廷での生活に幻滅し、以来、緊張の日々を送っていました。そんなある日、眼前に現われたキアーの逞しい姿にひと目で心惹かれるのですが……。大好評シリーズ〈気高き花嫁たち〉第三巻!


ジェーン・フェザー、サブリナ・ジェフリーズ、ジュリア・ロンドン 上中京/訳
『雪降る夜をあなたと 修養学校の聖夜』
(原題Snowy Night with a Stranger)定価1100円(税込)

「修養学校」シリーズ番外編の最後を飾る中編傑作集! 今回は、ベストセラー作家三人が「冬の旅人」をテーマに、聖夜から新年にかけてのHOTでロマンティックな愛の物語を紡ぎます。雪で立ち往生した子爵が救いを求めた館で謎の美女と出会う、J.フェザーの『聖夜のギャンブル』ほか、S.ジェフリーズ『火花散るとき』、J.ロンドン『雪降る夜をハイランダーと』の豪華三本立てです。

ぜひ、お楽しみに!

2013年1月23日 16:41 | | コメント(0)

もう一点、年末に発売いたしました
〈淑女たちの修養学校〉シリーズの中編集第二弾。
どちらも、季節としてはドンピシャのクリスマス・ストーリー。
今回の著者は、他社さんでも実績のあるジュリア・ロンドンとレニー・ベルナードです。

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あらすじは、こんな感じです。

商人の娘グレイスは、親の期待を一身に受け貴族と結婚すべく修養学校を出たものの、上流社会になじめずにいた。帰省先で昔なじみのバレットと再会した彼女は、胸の高鳴りを止められず・・・・
ジュリア・ロンドン『真心の贈りもの』)。

いつも不運と失敗続きのアリッサ。卒業を控えた休暇を無事に終えるのが最後の課題だ。ところが実家に向かう馬車が突然暴走し川に転落する始末。助けてくれたのは魅力的な紳士で・・・・
レニー・ベルナード『うっかり者のクリスマス』)。

前回のエントリーでご説明したとおり、本来四話収録だった中編集の、分冊後半戦。
どちらも、きれいにまとまった佳品だと思います。

とくにおすすめは、レニー・ベルナードの「うっかり者のクリスマス」。
もうアリッサがけなげで、かわいいんですよ!
不幸体質、失敗体質でも、元気に前向きに頑張るその姿は、少女マンガを読んで大きくなったかたには、とても馴染みのある、共感できるヒロイン像だと思います。
そんな彼女を、笑いものにせず、尊敬の念をもって接する、穏やかで誠実なヒーローにもキュンと来ます。
ヒロインに対してとある嫌がらせを断行する、絵に描いたような仇役のヴァイオレットがまた、いい味を出してます。この子もまた、少女マンガから抜け出してきたようなキャラクターで、とっても懐かしい気持ちになるんですよね・・・。
弊社で紹介済みの『誘惑の仮面舞踏会』の激しい官能度を期待される向きには、いささか淡白な印象があるかもしれませんが、ロマンティックな余韻を残す完成度の高いノヴェッラだと思います。

ジュリア・ロンドン作は、真摯なヒーロー像が好感度大です(ヒロインのキャラは正直好みがわかれるかも)。『修養学校』というお題を与えられると、ジェフリーズ以外の作家さんは、なるほどこういうネタに走るのか・・・・といった部分では、個人的にとても得心がいきました。

なお、レニー・ベルナードについては、春頃に次回作の長編をご紹介できるかと。
前作で、ヒロインにマル秘テクニックを手ほどきした例の若き女娼館主が、新ヒロインに。
あろうことか、実は彼女自身は○○で・・・・(笑)。
さらに官能度のアップした、とろけるような作品に仕上がっておりますので、ぜひご期待ください。

次回の配本で、〈修養学校〉中編三連続刊行も、ついにフィナーレ。
お楽しみに!(編集J)

2013年1月23日 12:23 | | コメント(0)

昨年末に発売いたしました、ノーラ・ロバーツの最新トリロジー第一弾。
今回の舞台は、〈イン・ブーンズボロ〉。
熱心なノーラ・ファンなら、ご存じかもしれませんね。
そう、ここはノーラ自身が経営する、実在の小さなホテルなのです。

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あらすじは、こんな感じです。

メリーランド州ブーンズボロでは古い宿の改修工事が進んでいた。
手がけているのは地元で建築業を営むモンゴメリ三兄弟とその母親。
建築士の三男ベケットには十六の時から未だに忘れられない女性がいた。
その名はクレア。
クレアは十代で結婚し町を離れた。だが、夫が亡くなると帰郷し、そこで書店を経営して生計を立てていた。恋愛からは遠ざかっていた彼女だったが、ある晩の出来事を機にベケットを意識しはじめて……。

といった感じで、宿の再建の経緯などはもちろんフィクションなのですが、立地や部屋割り、改修の細かなディテールなどは、現実のイン・ブーンズボロに即して物語が編まれています。
一方、ヒロインが経営する〈ターン・ザ・ページ〉という書店も、同じ町に実在する(というか、ノーラと旦那さんが経営する)お店なんですね

実はかつて、このブログでも、〈イン・ブーンズボロ〉と、〈ターン・ザ・ページ〉についてはご紹介したことがあります。ぜひ、再読してみてください。

こちら


上記のことは、アメリカのファンのかたなら、だいたいみんなご存じのことだと思います。
そのへんをわかったうえで、本国のファンは、このパラレルっぽい物語を楽しんでいるということになります。

〈ターン・ザ・ページ〉では頻繁にノーラのサイン会や朗読会が開かれているので、現地のファンのなかには実際に足を運ばれた方も多いでしょうし、そのままホテルに泊まってみた方もいらっしゃるかも。

ある意味、このトリロジーは、現実をもとりこんだ壮大なファン・サービスなのでしょう。
せめて、上記リンクのHPなどで、やがて作中でも完成する〈イン・ブーンズボロ〉のようすをご覧いただきながら、日本の読者の皆様にも作品世界を楽しんでいただければと思っております。

もちろん・・・・お時間と財力にゆとりのあるかたは、ぜひメリーランドまで足を運んで、〈イン・ブーンズボロ〉の一室でこの本を読んでいただければ! 至福のひとときをお約束いたします(笑)。
(編集J)

2013年1月23日 12:21 | | コメント(0)

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