2013年01月23日
新刊案内

真心の贈りもの 修養学校の冬

もう一点、年末に発売いたしました
〈淑女たちの修養学校〉シリーズの中編集第二弾。
どちらも、季節としてはドンピシャのクリスマス・ストーリー。
今回の著者は、他社さんでも実績のあるジュリア・ロンドンとレニー・ベルナードです。

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あらすじは、こんな感じです。

商人の娘グレイスは、親の期待を一身に受け貴族と結婚すべく修養学校を出たものの、上流社会になじめずにいた。帰省先で昔なじみのバレットと再会した彼女は、胸の高鳴りを止められず・・・・
ジュリア・ロンドン『真心の贈りもの』)。

いつも不運と失敗続きのアリッサ。卒業を控えた休暇を無事に終えるのが最後の課題だ。ところが実家に向かう馬車が突然暴走し川に転落する始末。助けてくれたのは魅力的な紳士で・・・・
レニー・ベルナード『うっかり者のクリスマス』)。

前回のエントリーでご説明したとおり、本来四話収録だった中編集の、分冊後半戦。
どちらも、きれいにまとまった佳品だと思います。

とくにおすすめは、レニー・ベルナードの「うっかり者のクリスマス」。
もうアリッサがけなげで、かわいいんですよ!
不幸体質、失敗体質でも、元気に前向きに頑張るその姿は、少女マンガを読んで大きくなったかたには、とても馴染みのある、共感できるヒロイン像だと思います。
そんな彼女を、笑いものにせず、尊敬の念をもって接する、穏やかで誠実なヒーローにもキュンと来ます。
ヒロインに対してとある嫌がらせを断行する、絵に描いたような仇役のヴァイオレットがまた、いい味を出してます。この子もまた、少女マンガから抜け出してきたようなキャラクターで、とっても懐かしい気持ちになるんですよね・・・。
弊社で紹介済みの『誘惑の仮面舞踏会』の激しい官能度を期待される向きには、いささか淡白な印象があるかもしれませんが、ロマンティックな余韻を残す完成度の高いノヴェッラだと思います。

ジュリア・ロンドン作は、真摯なヒーロー像が好感度大です(ヒロインのキャラは正直好みがわかれるかも)。『修養学校』というお題を与えられると、ジェフリーズ以外の作家さんは、なるほどこういうネタに走るのか・・・・といった部分では、個人的にとても得心がいきました。

なお、レニー・ベルナードについては、春頃に次回作の長編をご紹介できるかと。
前作で、ヒロインにマル秘テクニックを手ほどきした例の若き女娼館主が、新ヒロインに。
あろうことか、実は彼女自身は○○で・・・・(笑)。
さらに官能度のアップした、とろけるような作品に仕上がっておりますので、ぜひご期待ください。

次回の配本で、〈修養学校〉中編三連続刊行も、ついにフィナーレ。
お楽しみに!(編集J)


投稿者romance: 12:23

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