更新が遅くなって申し訳ありません。
今月の新刊はもうお楽しみいただけましたでしょうか。

まずは、『見知らぬ人のベッドで』で大きな評判を呼んだメアリー・ワインのシリーズ第三弾、『気高き騎士のベッドで』のご紹介です。

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十七世紀初頭。今回のヒーローは、前作『猛き騎士のベッドで』でヒロインを務めたブロンウィンの兄である、キアー・マクウェイドです。
キアーはスコットランド人領主の三男でありながら、暴虐な父やふたりの兄が相次いで命を落としたことで、領主としてあとを継ぐことになります。
父たちのせいで地に落ちたマクウェイド一族の名誉を回復するには、ロンドンの宮廷で国王の拝謁を賜り、改めて忠誠の誓いを立てたうえで、地位に見合った花嫁を見つける必要があります。キアーはふたつの使命を胸にロンドンへと旅立ちます。
一方、イングランド人伯爵令嬢のヘレナ・ニヴェットは、幼い頃から夢見てきた宮廷勤めを始めますが、そこは陰謀渦巻く息のつまるような場所でした。ずる賢い兄に利用されつづける生活。そんななかで彼女はキアーと運命の出逢いを遂げるのです。
しかし、惹かれあう二人を、策略家の兄が黙認するはずはありませんでした……。

まあ、とにかくこの兄貴ってのが、正真正銘のろくでなしなんですよ。実の妹を殴るは、売り飛ばすは、年寄りと無理やり結婚させようとするは……
兄の奸計にはまって、幾度も窮地に陥るヒロイン。
そのたびに、知的でありつつ、戦士としても頼もしいキアーが立ち上がり、救っていきます。ヒーロー、ヒロインとも聡明でお馬鹿なことをしないってのは、結構ロマンスとしては新鮮です(笑)。ヘレナの友人レイラインも、本作では重要な役割を果たします。

ちなみに、ヒロインがうぶでヒーローは紳士なので、前半は概ね穏やかなノリで推移しますが、後半、結構ふたりともたががはずれますので、そちらのほうもお楽しみに。メアリー・ワインって向こうの人のわりに、シチュエイションに妙に凝るというか、ちょっと日本人みたいな描写感覚がある気がしますけど、どう思われますか?

一応、これで〈気高き花嫁〉シリーズは終了です。
現在は、スチームパンク・ロマンスのシリーズで一山当てた様子ですが、他にも歴史物の三部作がいくつかと、とてつもなくHOTなエローラのシリーズなど、未紹介作が結構ありますので、また機会があったらご紹介していきたいと考えております。(編集J)

2013年2月26日 22:08

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