2013年03月21日
新刊案内

ブロンドは黒猫がお好き

毎度更新が遅くて申し訳ありません。
今月の新刊、もうお読みいただけたでしょうか?
まずは、ヴィッキー・ルイス・トンプスン『ブロンドは黒猫がお好き』のご紹介から。
ベテラン作家ではありますが、扶桑社では初登場。
しかも、かなり毛色の変わったキュートなパラノーマルです。


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あらすじはこんな感じです。

アニカ・リビアは最近知り合ったセクシーな美青年ジャスパー・デインズに心をときめかしていた。
ある晩、いよいよ今夜という雰囲気になったものの、図らずも彼の軽薄で女たらしの一面を知ってしまう。アニカは思わずかっとなり手持ちの杖を一振り。直後、ジャスパーは黒猫に変身していた。
彼女は現代に生きる魔女のひとりなのだ。
だが、肝心の彼を元に戻す方法がわからない。困った彼女は密かに魔術の解除法を探し回るが……。
都会の片隅で展開されるコミカルでエロティックなラブ・ロマンス!


そういえば、同月刊のナリーニ・シン作品でも、猫科に変身できるかっこいいヒーローがいっぱい出てきますけど、こっちはちょっと勝手がちがいます。
「変身できる」というより、「変身させられちゃう」。
しかも、一章も終わらないうちに、不意打ちで強制的に猫にされちゃうので、かなりかわいそうです。
37頁では、最初に会ったヒロインの友人エドナに、さっそく去勢を勧められてます(笑)。
しかも、アニカは一生懸命ジャスパーをもとに戻そうとするのですが、
「変だわ」
「さあ、ここからが本番よ」
「やっぱり杖のせいだわ」
「なんだかいやな予感がするわ」・・・ひ、ひどい。横でこれを聞かされる絶望感といったら!(笑)。

その後、尻尾を振るのは楽しいとか、タオルで体を拭かれると喉が鳴るのをとめられないとか、だんだん猫であることに順応してしまうジャスパーは結構かわいかったり(必死でパソコンで打つ言葉が「といれ ふた あげとけ」なのは笑いました。たしかに!)。

さて、ここで問題です。
なぜこんな状態なのに、本作はジャンル・ロマンスとして成立しているのでしょうか??
実は、こんな設定なのに、本作はとてもHOTなのです・・・・。
さすがは、ヴィッキー・ルイス・トンプソン。
巧く設定をいかして、後半をきわめて情熱的に仕上げております。
「ヴィッキーには当たり外れがあるけど、これは『大当たり』」とは、ハーレクインをよく読んでおられる知り合いの弁。

皆様もそのあたり、ぜひご自分の目でお確かめ下さい。

この本がそこそこ売れてくれれば、本作に登場する妹のリリーが主役を務める続編がご紹介できるのですが・・・・なんとかよろしくお願いします! (編集J)


投稿者romance: 20:24

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コメント

ドジっ子魔女のどたばたコメディを想像していたんですが、
読んでみるとコメディ要素はあるものの、なかなかキュートなパラノーマルロマンスでした。
たしかにジャスパーのキーボード猫打ちは笑いましたが。反省しないやつは猫のままでヨシ!
カバー写真もキュートですね(原書のイラストも好きですが)
リリーも何かやらかしてくれそう。
読んでみたいです。

投稿者 読者・K :2013年03月25日 13:23




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