2013年5月アーカイブ

扶桑社ロマンスの新刊が6月3日(月)に発売となります。
今月は、実力派新進作家によるヒストリカルとロマンティック・サスペンスの計2点をお届けします。

レニー・ベルナード 藤倉詩音/訳
『誘惑と戯れの館』
(原題 Madame’s Deception)定価920円(税込)
母の逝去を受け、わずか十七歳で高級娼館の女主人を引き継ぐことになったジョスリン。それから九年後、ジョスリンの元を堅物で知られる貴族のアレックスが訪ねてきます。失礼な口ときいて娼館を叩きだされながらもジョスリンのことが忘れられなくなったアレックスは、社交シーズン限定の愛人になって欲しいと持ちかけて……衝撃のデビュー作『誘惑の仮面舞踏会』に続く待望の第二弾!


エリザベス・ノートン 颯田あきら/訳
『奪われた女神像』
(原題 Stolen Fury)定価1050円(税込)
考古学者のリサは、ジャマイカで伝説の秘宝「復讐の三女神像」のひとつを発見するも、イタリアで一夜を共にした謎の男に盗まれてしまいます。身元を割り出し追い詰めたものの、その男レイフは別の女神像を共同で探す案を提示し、二人はやむなく行動をともにすることに。世界を股にかけた争奪戦の行方とは。RITA賞Wノミネートの驚異の新人が贈る、興奮と官能のラブ・サスペンス!

どちらも、最近では出色の出来かとひそかに思っております。
ぜひ、お楽しみに!

2013年5月28日 23:41 | | コメント(0)

もう一点、大人気作家リサ・マリー・ライスの贈る『楽園を見つけたら』。弊社としては、一年ぶりの登場です。


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お話はこんな感じです。

フェデリカは叔父の経営するホテル・チェーンの重役として、多忙な日々を過ごしてきた。
ところが買収交渉に訪れたカリフォルニア北部の小さな町で、ついに過労のため倒れてしまう。
敵であるはずの彼女を受け入れ、温かく看病する町長兼保安官のジャック・サッターら町の人々。
疲れ果てた心に潤いを取り戻してゆくフェデリカ。
しだいに募るジャックへの想いと裏腹に、買収交渉の期限は刻々と迫る。
深まる町への愛着と職務の間で彼女が下した決断とは?
人気作家が幸福の本質を問う愛と夢の物語。

リサ・マリー・ライスといえば、ゴリゴリのアルファで一途なヒーロー像でおなじみですが、今回はちょっと毛色の変わったテイスト。とことんハートウォーミングな味わいでまとめられています。
というのも、本作は電子書籍として刊行された時期こそ2005年ですが、その祖型となった小説『Bernadette's Bluff』は1998年のもの。すなわち、まだ『真夜中』シリーズを書く前の初期作品なんですね。
そういわれると、なるほど、と思われる勘のいい読者の方もいらっしゃるでしょう。
たとえばこの小説、メールやファックスのやり取りを中心に構成されているんですけど(それ自体はとっても小粋な仕掛け)、なんとなく無理が生じてる気がしません? そこはふつうメールするだろ、みたいな。
これ、もともとはメールも携帯もろくになかった時代を背景に書かれた小説だからなんですね。
要は、旧作内では全部ファックスと文書だけでやりとりされてたわけです。
それを、改作の際に、メール・携帯ありの世界観に移し替えてるから、どうしても多少の齟齬が生じてる。まあ、それを考えると、実にうまく処理されているんですが。

というわけで、若書きといえば確かにそうなのですが、個人的にはじゅうぶんL.M.ライスらしいロマンスだと思います。
文章のあらゆる部分に、ちゃんと彼女の個性と魅力が刻印されています。熱烈な愛読者の方ほど、「いかにもL.M.ライスらしい」と感じていただけるんじゃないかなあ。

この人の場合、ヒロインを「守り」「欲する」アルファ・ヒーローを描く作家というイメージが先行してるかもしれませんが、そこはおそらくなら表面的な部分に過ぎません。
リサ・マリーが描こうとしているのは、本質的には、ヒロインを絶対的な安心感と強さで「包み」「癒す」究極のヒーリング・ヒーローなんですよね。
さらに、それは「町」に癒されるというパターンにも発展します。ノン・シリーズの『明日を追いかけて』と『閉ざされた夜の向こうに』は、いずれも「町」が主役といっていい長編でした。
リサ・マリーのヒロインは、常に現代に生きるインテリのワーキング・ウーマンでありながら、強大な何かに追われ、傷つき、心にトラウマを抱えています。
そんな彼女の負った恐怖と傷を、圧倒的なタフネスと、無尽蔵の愛と、あちら方面のバイタリティと、少年のような真摯さで包み込み、癒してくれるのがヒーローのつとめ、というわけです。
となれば、『楽園を見つけたら』は、まさにリサ・マリー・ライスの本領、本質を表している作品ということになります。むしろ、その後のリサのすべてが、ここにあるといってもいい。

どうか、日々の生活に疲れた皆さまもヒロインになりきって、おしゃれで小粋で、ほっこりと心あたたまる癒しと救済の物語を、ゆったりとお楽しみいただけますように。

なお、そう遠くない時期(秋ごろ?)に、次のリサ・マリー・ライス作品をご紹介できる予定となっております。お次のヒーローは、けっこうデンジャラスなタイプですので、こちらもぜひお楽しみに。(編集J)

2013年5月28日 21:17 | | コメント(0)

また更新が遅くなってしまい、申し訳ありません。
今月の新刊二点、もうお読みいただけましたか?
まずは、人気作家ルーシー・モンローによるヒストリカル・ロマンス三部作の最終編。
『優しい心に包まれたくて』のご紹介です。


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お話はこんな感じです。

社交界で野獣卿の異名を取る子爵ジャレッドは、妹が催したパーティで公爵夫人カランサと対面する。
最近なくなった友人の遺言で、残された娘の成育をカランサに託すためだった。
その会場で彼は思いがけないカランサの優しさに触れ、彼女を我がものにしたいという衝動を覚える。
一方、カランサは天使と呼ばれる美貌の持ち主だが、夫を亡くしてからは心を閉ざしていた。しかし、彼女も初対面でジャレッドの優しさを見抜き、彼に強く惹かれてしまう……。
〈ラングリー伯爵家三部作〉最終第三巻。

今回のヒーロー、ジャレッドは、第一巻『心のベールに触れられて』のヒロイン、シーアの双子の兄、第二巻『切ない想いが伝わらなくて』のヒロイン、アイリーサの異母兄に当たります。
オーソドックスな『美女と野獣』のフォーマットですが、メアリーと娘がかましてあるところがお話のみそ。
旧作のヒーロー&カップルも登場し、通しで秘められていたミステリー要素にも解決がつけられ、大団円にふさわしい内容となっております。
時に売上が伸びず中絶してしまうシリーズもあるなか、なんとか最後までご紹介できて、ほっとしております。(編集J)

2013年5月28日 21:16 | | コメント(0)

扶桑社ロマンスの新刊が5月2日(木)に発売となります。
今月は、大人気作家によるコンテンポラリーとヒストリカルの計2点をお届けします。

リサ・マリー・ライス 上中京/訳
『楽園を見つけたら』(原題 Homecoming)定価920円(税込)

叔父の経営するホテル・チェーンの重役として、多忙な日々を過ごしてきたフェデリカ。ところが買収交渉に訪れたカリフォルニア北部の小さな町で、ついに過労のため倒れてしまいます。しかし町の住民は敵であるはずの彼女を受け入れ、温かく看病するのでした。癒しを得ながら、町長兼保安官であるジャックへの想いを募らせるフェデリカでしたが……大人気作家が幸福の本質を問う愛と夢の物語。


ルーシー・モンロー 岡田葉子/訳
『優しい心に包まれたくて』(原題 Take Me)定価1050円(税込)

社交界で野獣卿の異名を取る子爵ジャレッドは、友人の遺言を果たすため公爵夫人カランサと対面しますが、彼女の優しさに触れ、我がものにしたいという衝動を覚えます。一方、カランサは天使と呼ばれる美貌の持ち主ですが、夫を亡くしてからは心を閉ざしていました。しかし、彼女も初対面でジャレッドの優しさを見抜き、彼に強く惹かれてしまい……。〈ラングリー伯爵三部作〉最終第三巻。


ぜひ、お楽しみに!

2013年5月 1日 20:46 | | コメント(0)

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