2013年07月24日
新刊案内

淑女の心得

今月のもう一点は、サブリナ・ジェフリーズの〈淑女たちの修養学校〉シリーズ最終編、『淑女の心得』です。

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あらすじは、こんな感じです。

シャーロットは途方に暮れていた。
自らが経営する修養学校の隣地で持ち上がった競馬場建設計画。
もし実現すれば、良家の子女を顧客とする学校は立ち行かなくなってしまう。
なのに、いつも頼りにしてきた謎の支援者「マイケル」からの連絡はふっつり途絶えたまま。
そんなある日、驚くべき人物がシャーロットを訪ねてやって来た。
若き日に一度は心を交わしながら、勘違いと手違いから手ひどく傷つけてしまった人。
その彼がなぜ自分の前に……まさか復讐?
大人気リージェンシー、〈淑女たちの修養学校〉シリーズ最終章!


今回のヒロインは、校長先生のシャーロット。
これまでの巻でも、各章の冒頭で「マイケル」様と手紙のやりとりをしていて、おなじみの女性です。
一応、読み出したらすぐにネタは割れるのですが、今回ヒーローを務める「マイケル」様の正体は一応ふせておきます。
みなさんは、みごと正解できましたでしょうか?

ぶっちゃけ、シャーロットのキャラクターには編集者個人は思うところが多く、ゲラをチェックしながら、そのあまりの理不尽ぶりになんども「いいかげん、こいつなんとかしないと」とつぶやいたものですが(笑)、そのぶんマイケル様の度量の大きさと、けなげなまでの献身ぶりには心ときめきました。
振り回されるほどに輝く、不憫なまでに包容力のあるキャラの典型ですね・・・。
がんばれ、マイケル様!

内容的には、過去のトラウマに由来する恐怖症が重要な役割を果たす点、かなり理屈の勝った複雑で密度の濃いプロット、強気で弁の立つうえに要求の多いインテリ・ヒロイン、居丈夫ながら繊細で傷つきやすいヒーローなど、サブリナ・ジェフリーズの特徴が十全に発揮された良作だと思います。
既刊の長編および中編で主人公をつとめた、それぞれのキャラも登場。
大団円にふさわしい華やかな最終編となっています。ぜひご一読下さい。

なお、サブリナ・ジェフリーズに関しては、今後も弊社から、順次ご紹介していく予定となっています。

いまアメリカでは、ジェフリーズは『セクシー・リージェンシーの女王』と評され、出す本すべてがニューヨーク・タイムズ・ベストセラーリストのBEST10に入るほどの大作家へと飛躍しています。
来年ごろに、本シリーズに続く〈Hellion〉シリーズをご紹介する予定となっておりますので、ぜひご期待ください。リージェンシー・ロマンスの頂点に君臨する著者の傑作をお届けできるのを、われわれもたのしみにしております。(編集J)


投稿者romance: 21:48

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