2013年09月26日
新刊案内

公爵と愛のワルツを

今月のもう一点は、新星マンダ・コリンズのリージェンシー・ロマンス、『公爵と愛のワルツを』
ジュリー・アン・ロング絶賛、セント・マーティン一押しのデビュー作です。

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あらすじは、こんな感じです。

十九世紀初頭のロンドン。
〈エジプトクラブ〉は会員の妻以外の女性には門戸を開いておらず、クラブ創設者の娘で象形文字の専門家であるセシリーですら門前払いを食わされてしまう。
しかし秘書失踪事件でかけられた父への疑いを晴らすためには、どうしてもクラブに入って父の日記を探す必要がある。
そこで会員と結婚するしかないと考えたセシリーは、失踪した秘書の兄であるウィンターソン公爵と手を組み、花婿選びに協力してもらうことにするのだが。


エジプトクラブとはなんとなくエキゾチックな響きですが、摂政時代、実際にロンドンでは古代エジプトブームが到来していました。本書はそんな時代背景に基づくお話で、実際には乗馬にダンス・パーティー、音楽会と、華やかなロンドンの社交場を舞台とした、いかにもリージェンシーらしいお話となっています。
学究肌の、勝ち気ではあるが男性慣れしていないヒロインと、公爵になりたての真面目なヒーローの織りなす恋物語は、本国であっという間に四冊を刊行するにいたった彼女の実力のほどを示しています。
まあデビュー作ということもあって、細部に関してはアラやミス、設定上の矛盾も散見されるのですが(このへんは作家というより編集者の責任だと思う)、それを補って余りあるくらい王道のロマンスとしての面白さはあるのではないかと思っております。

このあと、本作にも登場したジュリエットとマデリンのお話が続き、トリロジーを形作っています。本書がそこそこ売れてくれれば引き続きご紹介できると思いますので、何卒よろしくお願いいたします。(編集J)


投稿者romance: 00:20

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