もう一点は、サブリナ・ジェフリーズ『危険な天使の誘惑』

『ストーンヴィル侯爵の真実』『切り札は愛の言葉』『求婚の極意』と続いてきたヘリオン・シリーズの第四弾となります。長兄、次男、長女と無事片付きまして、今回は三男坊のガブリエルがヒーローをつとめます。

 

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あらすじはこんな感じです。

 

ストーンヴィル侯爵家の三男ゲイブは、幼い頃の両親の死によるショックを笑い飛ばすことでごまかしてきた。
ところが青年期に馬車レースの相手だった親友を事故で亡くし、それ以来黒衣に身を包んで死神に挑戦するような危険な賭けレースの日々を送るようになった。
「死の天使」と呼ばれるそんな彼の前に亡き親友の妹ヴァージニアが現われ、レースを挑む。
ところが、無謀な挑戦の背後にある彼女の苦境を知ったゲイブは、何と賭けの代償としてヴァージニアに求婚して......
絶好調のシリーズ第四弾! 

 

誤解されそうなのですが、タイトルにある「危険な天使」というのは、ヒロインではなくてヒーローのほうです。常に黒ずくめの装いで、死と隣り合わせの馬車レースに挑み続けるデスウィッシュの青年貴族。

本作では、親友の死をずっと背負いながら、その反動のように陽気に無軌道にふるまうゲイブの心を、親友の妹であるヴァージニアが、その無垢でまっすぐなキャラクターで次第にとかしてゆきます。

サブリナ・ジェフリーズの作品にしては(笑)、あまり高飛車でない素直なヒロインで、すんなりと飲み込みやすい内容になっているかと思います。とくに、終盤はほほえましく、担当としては大変楽しく読むことができました。

 

ついでに(というとなんですが)、某キャラクターの恋模様がかなりガチで描かれていて、なんかすごいなあ、と。その意味で、ヴァージニアの祖父であるウェイバリー将軍は今回、たいへん重要な役回りを演じております。

 

さて。

本作を経て、ストーンヴィル侯爵家のメンバーで連れ合いがいないのは末っ子のセリアだけとなりました。

彼女がヒロインをつとめる、シリーズ最終作『A Lady Never Surrenders』も、近いうちにご紹介できると思います。お相手は、もちろんあの人物です。

ぜひ、お楽しみに!!(編集J)

2015年2月 2日 20:52

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