2016年6月アーカイブ

先月、扶桑社ロマンスから新刊が出なくて、「すわ、ここも廃業か」とか思っておられるロマンス愛好者の方もいらっしゃるかもしれません。実は、今月末搬入の7月2日配本の海外文庫でも扶桑社ロマンスは出ないのです。

 

え、まさか?・・・・・いえいえ。

 

ご安心ください!! 扶桑社ロマンスは終わりません!(少なくともまだ)

 

実は、5月はもともと空いてしまう予定だったんですが、6月刊予定までスケジュールから飛んじゃったのでこんなことになってしまいまして。ご心配をおかけして(誰も心配なんてしてない?)本当に申し訳ありません!

 

これについては、別段内緒にするようなことでもないので書いちゃいますが、もともとはリサ・マリー・ライスの中篇を7月2日で出す予定でいたんです。

昨年『シチリアの獅子に抱かれて』を出版いたしましたが、本当はあの作品と、シリーズ第三作『真夜中の天使』の主人公カップル(アレグラ&コワルスキ)の後日譚である短篇『Midnight Shadow』をセットにして出そうと思っていたわけです。ところが権利元から、短篇を出すのならどうしても、今リサが書いている最中の中篇とのセットにしてほしいという強いご要望がありまして、では書きあがり次第そうしましょう、ということで契約を交わしたのでした。

 

その後、第四作『真夜中の復讐』、第五作『真夜中の約束』を昨年中に出しまして、それから本国で第六作『Midnight Secret』と第七作『Midnight Fire』も出たので、そちらの版権も押さえたうえで、中篇の完成をずっと待っていました。

 

で、今年に入ってようやく本国から送られてきた、完成ほやほやの中篇『Midnight Quest』のデータ原稿!

ようやく来たか、これで短篇ともどもやっと世に出せるぜ、と胸をなでおろしたのもつかのま・・・・翻訳者さんからまさかのご連絡!

 

「これ『Midnight Fire』のあとの話ですよ」

 

お、おふう!? ぎゃふん!

 

要するに、ずっと『真夜中の約束』に続く5.5弾だと思って待っていた中篇は、実は7.5弾だったんですね...だって、中篇の主人公が『真夜中の約束』の二人だっていうからてっきり・・・・。

 

まあ、書いてる順番を考えれば、編集者にも容易に予測のついたオチなわけで、ホント思い込みっていうのはこわいもんです。

 

というわけで、先に長篇二本を出してからでないと出せない作品であることが確定し、もともとかつかつの冊数で組んでいた年間スケジュールはあえなく崩壊したのでした・・・・。今後、気をつけます。

 

で、ご報告がてら、今年の扶桑社ロマンスの予定をご報告しておきます。

ええ、ちゃあんと出しますとも。

 

まず直近では、7月末搬入(8月1日発売)予定で、ノーラ・ロバーツ〈星の守り人〉トリロジーの第二弾『Bay of Sighs』が発売されます。

その後は、上述のリサ・マリー・ライスの〈真夜中〉シリーズの長篇第六弾、第七弾と、中篇+短篇という三冊を隔月くらいのペースで出しつつ、年内の予定として、

最近矢継ぎ早に各社から絶賛紹介中のヒストリカル作家カレン・ラニーの代表作『After the Kiss』(訳者さんいわく、宝物のような小説とのこと)

そして皆様お待ちかね、ナリーニ・シンの現時点での最高傑作とも目される、「あの人」がヒーローを務める〈サイ=チェンジリング〉シリーズ第12弾の刊行を予定しております。

ノーラ・ロバーツの長篇ロマンティック・サスペンス『Obsession』も、ほかとの兼ね合いもありますが、もしかすると年内にもお届け出来る予定です。

その他、サブリナ・ジェフリーズ〈公爵の探偵団〉シリーズ第二弾、ノーラのトリロジー最終作、期待の新人によるコンテンポラリーの傑作などが来年前半のタマとして控えております。

 

予定は未定ではございますが、これからも良質なロマンスの火を守り続けるべく、扶桑社は頑張ってまいります。

今後とも扶桑社ロマンスにご愛顧を賜りますよう、平にお願い申し上げます。

 

残念ながら来月末まで扶桑社ロマンスの新刊は出ませんが、そのあいだは、読者の皆様におかれましては、買い逃していた既刊でもご購入いただきまして、ぜひとも肩をあっためておいていただければと思います!(編集J)

 

 

 

 

2016年6月22日 19:44 | | コメント(7)

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