大変お待たせいたしました!
ノーラ・ロバーツ最新シリーズ『世界の果てに生まれる光』はお読みいただけましたでしょうか?
今シリーズは3部作を予定しており、今作はその序章となります。

 

世界の果てに 上下.jpg

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上巻のお話はこんな感じです。

【あらすじ】
全世界の人口半数以上が死に至る謎のウイルスが発見された。瞬く間にパンデミックと化し、人々が混乱と狂気に陥るさなか、人気作家のマックスと恋人のラナは疫病の蔓延するニューヨークを脱出。途中で知り合った生存者たちと力を合わせて安住の地を求める。仲間になった者には一見なんの共通点もなかったが、実はあの大規模なパンデミック以降、それぞれ不思議な念力を手に入れていた。ロマンスの女王がディストピアを舞台に描く、震撼のラブサスペンス&ファンタジー!

物語は、ロサンゼルス空港で謎の伝染病"ドゥーム"が発見され、みるみる世界が朽ちていくというスリリングな描写からはじまります。
ちなみに原題は『YEAR ONE』。パンデミックで何十億もの人々が亡くなった後、新しく始まる歴史の"最初の一年"を意味しています。

今作でスポットが当たるのは、人気作家のマックスと恋人のシェフであるラナのふたり。
作中では、ドゥームに罹患した影響で特殊能力を発動した者たちが次々に現れるのですが、実はこのカップルは元から能力保持者でした。といってもラナは蝋燭を灯せるくらいの念力しか持っておらず、己の力を自在に操るマックスを熱いまなざしで見つめるばかり。しかしそんなか弱き乙女も、次第に恋人に劣らぬ能力を花開かせ、敵を戦慄させるほどの最強っぷりへと急成長を遂げるのです。
マックスたちは狂暴化した住民に襲われながらも魔術で撃退、何とかハドソン川を渡り、ペンシルバニア州へと向かいますが......。

ラナのように、ウイルスの免疫者として不思議な能力に目覚めた者たちを、作中では「アンキャニー(uncanny)」と呼んでいます。これには神秘的な、不気味な、超人的な、不自然な......などの意味があるようでして。そんな彼らに襲い掛かる犯罪者集団「レイダース」は、アンキャニーたちを"人ならざる者"として無残に痛めつける悪魔的存在として描かれています。
荒廃した世界で覚醒したのは「光」と「闇」の魔法でした。
ラナとマックスはふたりで過ごした愛おしい日々を取り戻すことができるのでしょうか。

そんな彼らに下巻の終盤では衝撃の展開が訪れます。

【あらすじ】
マックスとラナは生存者たちが身を寄せ合う街「ニュー・ホープ」へと辿り着き、久々の安息を手に入れる。新たな命を授かったふたりは静かな幸福を噛みしめるものの、心の奥には、弟のエリックが仲間を殺め、裏切りとともに姿を消した記憶が暗くわだかまっていた。ある日、平和な日々を取り戻すべく街のリーダーとなったマックスのもとへ、犯罪集団が大規模な奇襲を仕掛けてくる。彼らの狙いがラナだと知ったマックスは命を賭けて闘うのだが......。恋人たちの想いが胸を打つ衝撃のラスト!

そう、マックスの弟であるエリックが曲者なのです。
昔から出来の良いお兄ちゃんへのコンプレックスをこじらせていた彼は、念力を手に入れた途端、「もうお兄ちゃんの言うことなんてきかない! ひとりできるもん!」と人格を豹変させてしまったのでした。
重度の中二病ウイルスに見舞われたエリック。遅れてきた反抗期です。
裏切者へと転じたエリックのとある行動が、ラナを窮地に陥れるのですが--。

ノーラ渾身の終末ファンタジー、最後まで目が離せませんので、ぜひお手に取ってみてくださいませ!
〈光の魔法〉3部作は、このあと年1冊(各上下巻)のペースで出版されていく予定のため、日本での刊行も少しお時間いただいてしまいますが、お待ちいただけましたら幸いです。(編集K)

 

2018年4月25日 21:44

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