2013年09月26日
新刊案内

扶桑社ロマンス新刊のお知らせ

扶桑社ロマンスの新刊は、棚卸の関係で発売がいつもより早まり、本日9月26日(木)の発売となります。ご了承下さい。
今月は、前作が評判を呼んだエロティック・ロマンスの続編と、気鋭の新人によるリージェンシー・ロマンスの計2点をお届けします。

ティファニー・クレア 鮎川由美/訳
『伯爵夫人の秘かな愉しみ』
(原題 The Seduction of His Wife)本体914円+税

15歳の若さでアズベリー伯爵リチャードと結婚したエマ。夫は初夜の契りを交わした翌日、エマを残して外国に旅立ってしまいます。それから12年。美しき伯爵夫人として成長したエマは画家としても成功を収めていました。しかしとある人物に脅迫されるはめになって出向いた娼館で、彼女はリチャードの姿を目にすることに……『ハーレムに堕ちた淑女』に続く官能のエロティック・ロマンス!


ヘザー・スノウ 高里ひろ/訳
『甘美なる誘惑』
(原題 Sweet Enemy)本体1000円+税

科学者として女性初の王立協会員を目指すリリアナ。彼女は父の死の真相を求めてストラトフォード伯爵家に近づくことを決意します。折しも伯爵家では、新たに爵位を継いだジェフリーの花嫁選びが進行中。パーティーの参加者を装いながら屋敷を探索していたリリアナは、夜の図書室でジェフリーに出会い急速に接近することになりますが……ジュリー・ガーウッド絶賛の傑作リージェンシー!

ぜひ、お楽しみに!

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2013年09月26日
新刊案内

公爵と愛のワルツを

今月のもう一点は、新星マンダ・コリンズのリージェンシー・ロマンス、『公爵と愛のワルツを』
ジュリー・アン・ロング絶賛、セント・マーティン一押しのデビュー作です。

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あらすじは、こんな感じです。

十九世紀初頭のロンドン。
〈エジプトクラブ〉は会員の妻以外の女性には門戸を開いておらず、クラブ創設者の娘で象形文字の専門家であるセシリーですら門前払いを食わされてしまう。
しかし秘書失踪事件でかけられた父への疑いを晴らすためには、どうしてもクラブに入って父の日記を探す必要がある。
そこで会員と結婚するしかないと考えたセシリーは、失踪した秘書の兄であるウィンターソン公爵と手を組み、花婿選びに協力してもらうことにするのだが。


エジプトクラブとはなんとなくエキゾチックな響きですが、摂政時代、実際にロンドンでは古代エジプトブームが到来していました。本書はそんな時代背景に基づくお話で、実際には乗馬にダンス・パーティー、音楽会と、華やかなロンドンの社交場を舞台とした、いかにもリージェンシーらしいお話となっています。
学究肌の、勝ち気ではあるが男性慣れしていないヒロインと、公爵になりたての真面目なヒーローの織りなす恋物語は、本国であっという間に四冊を刊行するにいたった彼女の実力のほどを示しています。
まあデビュー作ということもあって、細部に関してはアラやミス、設定上の矛盾も散見されるのですが(このへんは作家というより編集者の責任だと思う)、それを補って余りあるくらい王道のロマンスとしての面白さはあるのではないかと思っております。

このあと、本作にも登場したジュリエットとマデリンのお話が続き、トリロジーを形作っています。本書がそこそこ売れてくれれば引き続きご紹介できると思いますので、何卒よろしくお願いいたします。(編集J)

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2013年09月26日
新刊案内

孤独な瞳の目撃者(上・下)

今月発売の扶桑社ロマンス、もう読んでいただけましたでしょうか?
まずは、ロマンスの女王ノーラ・ロバーツによるロマンティック・サスペンス巨編、『孤独な瞳の目撃者』(上・下)のご紹介です。


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あらすじはこんな感じです。

エリザベスは、シカゴで外科医をしている母親が精子バンクでドナーを選び、人口授精により誕生した。優れた頭脳と美しい容姿にめぐまれたが、彼女の日常は、母親が綿密に組み立てたスケジュールに従うだけの生活だった。
そんな彼女が初めて母親に反抗する。髪を染め、身分証を偽造してロシアン・マフィアとの関係が噂されているナイトクラブへ出かけたのだ。
カクテルに酔い、ハンサムなロシア語訛りの男性に誘われて、気がつくと彼女は川辺の邸宅にいた。そこで彼女は殺人現場を目撃してしまう……。

十二年前のあの事件以来、エリザベスは孤立無援の長い逃亡の日々を送ってきた。
そしていま、彼女はアーカンソー州の豊かな自然にめぐまれた田舎町に居を構えていた。そこで彼女は地元の警察署長ブルックスと出会う。
彼はエリザベスが全身から発する言葉にならない言葉を鋭く感じ取っていた。"わたしを見ないで"、"わたしに気づかないで"。
気さくで温和だが、粘り強い男ブルックスが彼女に接近を開始する……。
デビューから三十数年、ロマンス小説の女王N・ロバーツ200作目の記念碑的力作!


というわけで、久しぶりのノーラの本格ロマンティック・サスペンスです。
しかも、お題は「身を潜めて生きる目撃証人」という、むしろノーラより後発の作家たちが好んで用いてきたスキーム。
ただ、あえてこういう設定にしながら、アルファな元軍人が出てきて助けてくれるような展開にはしないところが、ノーラらしいのでは。結局、ノーラのヒロインは「守られる女」であることに安住しませんし、ヒーローは、力ではなく、もっと大きな包容力によってヒロインを支えることになるのです。

ノーラにとっては、本作がデビュー以来200冊目の作品とのこと。カテゴリー・ロマンスではなく、ペーパーバックの三部作からハードカバーの大長編まで、圧倒的な文章量を書き続けてのこの数字。ほんとにすごい作家さんです。
全世界で、今でも圧倒的な差でロマンス市場の売上ナンバー1を維持している真のトップ作家だからこそ、成し得た数字なのでしょう。
ぜひこの機会に、皆様もノーラの過去作で読み逃しているものをお手にとってみてはいかがでしょうか。

一応、扶桑社ロマンスのうち、ノーラ・ファンとしてマストだと思われるのは、
『モンタナ・スカイ』(上・下)、『サンクチュアリ』(上・下)
〈シーサイド・トリロジー〉の『海辺の誓い』『愛きらめく渚』『明日への船出』
〈海辺の街トリロジー〉の『情熱の赤いガラス』『心やすらぐ緑の宿』『夢描く青いキャンバス』
あたりでしょうか。

来年には、弊社のノーラ・ロバーツ作品も通巻100巻を数えます。
その際には、なにかいろいろとできたらいいなあと思っておりますので、ぜひお楽しみに!(編集J)

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2013年08月31日
新刊案内

扶桑社ロマンス新刊のお知らせ

扶桑社ロマンスの新刊が9月2日(月)に発売となります。
今月は、女王ノーラ・ロバーツの大作ロマンティック・サスペンスと、気鋭の新人によるヒストリカルの計2点をお届けします。

ノーラ・ロバーツ 越本和花/訳
『孤独な瞳の目撃者』(上・下)
(原題 The Witness)定価各890円(税込)
16歳のエリザベスは、母親に反抗してナイトクラブに出かけた夜、湖畔の邸宅で殺人を目撃してしまいます。組織の魔手を逃れての長く孤独な逃亡生活の始まり。そして12年後、美しい自然に囲まれた小さな町で正体を隠して生きる彼女は、地元の警察署長ブルックスと出逢います。気さくで温和だが粘り強い彼に、いつしか心の隙間を埋められて……ノーラにとって200冊目のメモリアル本、堂々登場!


マンダ・コリンズ 文月郁/訳
『公爵と愛のワルツを』
(原題 How to Dance with a Duke)定価1050円(税込)

19世紀初頭のロンドン。〈エジプトクラブ〉は会員の妻以外は女人禁制、創設者の娘で象形文字の専門家であるセシリーですら門前払いを食わされてしまいます。しかし父にかけられた疑いを晴らすためにどうしてもクラブに入る必要のあるセシリーは、利害の一致するウィンターソン公爵と手を組み、会員の男性との便宜結婚を推し進めようとするのですが……王道感溢れるリージェンシーの新星現わる!


ぜひ、お楽しみに!


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2013年08月31日
新刊案内

遠き記憶が輝くとき

もう一点は、熱狂的なファンの皆様に支えられてきましたナリーニ・シン〈サイ=チェンジリング〉シリーズ第7弾『遠き記憶が輝くとき』です。コメント欄などにもいつもいつも、熱い声援をいただき、誠にありがとうございます。

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あらすじは、こんな感じです。

胸ふるえる感動。パラノーマル・ロマンスの到達点!

傷だらけの魂、ひきさかれた心。
運命(さだめ)に抗うは鋼の愛。
記憶を喪った美しきサイ。愛する女を救うため男は全てを懸ける!


〈シャイン財団〉理事長のデヴラジ・サントスは、家の前に放り出されていた傷ついた女性を保護する。
素性はサイの元研究者とすぐに判明したものの、本人は拷問と薬物投与のせいで記憶を喪っていた。
カーチャと呼ばれることになった彼女と回復までの時間を過ごすなか、すべてはサイの仕掛けた罠ではないかとの疑念を覚えつつも、いつしか惹かれてゆくデヴ。
二人を待ち受ける苛烈な運命とは? 
巻末には特別短編を収録!


今回のヒーローは、第4巻以降、すでに登場していたデヴラジ・サントス。
ヒューマンではありますが、サイの血をひく〈忘れられた民〉たちのひとりです。その組織の長として、子供たちを守るのが仕事でして、彼もまた「鋼」にまつわる若干の超能力が使えます。

そんな彼の家の前に遺棄された、ぼろぼろに傷めつけられたサイの女性。
彼は、記憶を喪ったよるべない美しきサイを救うべく全力を尽くしますが、一方で、彼女がわざとサイの組織から送り込まれた潜在的なスパイである可能性も捨て切れません。

ヒロインのほうは、ごく前のほうでアシャヤの助手だったエカテリーナであることが明らかになりますが、彼女は「エカテリーナは死んだ」と主張し、別の名前で呼ばれることを望みます。

疑心暗鬼のなかで、「カーチャ」と呼ばれることになった彼女に強く惹かれていくデヴラジ。
少しずつ記憶を取り戻すなか、やはり自分が「あやつり人形」なのではないかとの恐怖をつのらせるカーチャ。物語は緊迫感をもって終盤へと入っていきます。

初のヒューマンのヒーローということで、デヴラジの扱いをどうしてくるかと思いましたが、サイっぽいクールさとチェンジリングっぽいアルファぶりを兼ねそなえたキャラとして、うまく落とし所を設定している印象でした。
一方で、カーチャは歴代ヒロインのなかでも、群を抜いてぼろぼろの状態で登場します。
肉体的にも、精神的にも破壊されつくし、あらゆるものとの関係性を断ち切られ、サイも、ヒューマンも、自分自身ですら信じられない状態のなかで、デヴラジとのあいだで築かれた、ただひとつの絆を彼女は深めていくのです。

さて、本書の終盤は、ナリーニ・シンの新境地といってもいいのではないでしょうか。

とにかく、めちゃくちゃ涙腺にきます。
少なくとも、編集者は少し泣きました。

詳しく書くと興ざめなので書きませんが、カーチャを見守るしかないデヴラジの苦悩と、それでも凛とふるまおうとするカーチャの気高さは、読む人すべての胸を打つことでしょう。
苦しい試練の先にふたりを待ち受ける運命とは? 
それはぜひご自身で読んで、お確かめ下さい。

さて、次巻となる第8巻『Bonds of Justice』ですが、鋭意翻訳中でございます。
年内希望との声も頂戴しておりますが、順調にいって年明けくらいかなあ、と思っております。
ヒーローは、第4巻で登場済みの刑事マックス。
「シリーズ全体を通しての物語の大きなターニングポイント」(翻訳者あとがき)とのこと。
大いにご期待ください!(編集J)

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2013年08月31日
新刊案内

ヴァイキングに愛を誓って

ご紹介がたいへん遅くなってしまって、申し訳ありません。
この自転車操業状態、ホントになんとかせねば・・・・

今月の新刊、もう読んでいただけましたか?
まずは、弊社看板作家のひとり、コニー・メイスンお得意の海洋冒険&中世もの『ヴァイキングに愛を誓って』のご紹介です。

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あらすじはこんな感じです。

その娘はケルトの末裔、心優しき癒やし人。
水浴びをする娘を一目みた瞬間から、海の戦士は彼女の虜になった!

ヴァイキングの首領ソーンは勇猛果敢な戦士として広くその名を知られていた。
その彼がある日、何かに導かれるようにマン島に立ち寄った。そこでソーンは月の光が降り注ぐ下で水浴びをする娘を目にし、一目で彼女の虜になってしまう。
娘の名はフィオナ。島民からは癒やし人と呼ばれている医術を操る美しい娘。
それからのソーンは、フィオナを忘れられない日々が続いた。まるで魔女にとりつかれたかのように。たまらずソーンは再び島に上陸し、フィオナを拉致して自らのものにしてしまうが……。


これは、かつて前任者がフランクフルトのブックフェアで、コニーのエージェントさんと会ったとき、「やるなら『Viking!』よ!」と大いに薦められた一冊とうかがっております。

ヴァイキングとコニー。なんだかとっても相性のよい感じがしませんか?

じっさい、ゲラで読んでみて大興奮。
最近出したコニー作のなかでは出色の出来だったのではないでしょうか!

男性的で高圧的だが、ウルトラお馬鹿なヒーロー、ソーンと、
知恵の回る、高潔でへこたれない不屈のヒロイン、フィオナ。
コニーによくあるおてんばで言うことをまるで聞かないタイプとはことなり、今回は実に感情移入できるヒロイン像です。

ヴァイキングの首領ソーンは、神秘の島マン島でフィオナが裸で水浴びをしているところを目撃し、一目で恋に落ちるのですが、本人はかなり後半になるまで、それにまったく気づきません。

悪い魔法をかけられたと信じ込んでいるのです。

「女に会ってこんな気持ちになったのははじめてだ。あの夜あの霧深い島で出会った魔女に魂を吸い取られて、忘れられなくなってしまったのだ」(p15)

おいおい。

で、一年間にわたって他の女を見ても何もできない身体にされたソーン(笑)は、その悪辣な呪いをとくため、なんとマン島からフィオナを拉致してくるのです。しかも、父親も弟も婚約者も、みんなソーンを信じて、フィオナを魔女呼ばわりして、迫害・・・・ひどい話です。
本書は、フィオナの誠実さと愛情深さが、ヴァイキングの頑なな思い込みと信心を打ち破っていく過程といってもかまいません。
おばかといえば、おばかですが、ソーンは、コニー・ヒーローのなかでも、メロメロ度の高さは指折り。きっとご満足いただけるものと思います。

それから、ソーンの婚約者とその兄貴が、まあいつもながらひどい連中でして(笑)。
悪漢を描かせれば天下無双のコニー。彼らのたどる末路にもぜひご注目ください。(編集J)

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2013年07月24日
新刊案内

扶桑社ロマンス新刊のお知らせ

扶桑社ロマンスの新刊が8月2日(金)に発売となります。
今月は、弊社を代表する大人気作家による大冒険ヒストリカル・ロマンスと、パラノーマル・ロマンスの計2点をお届けします。

コニー・メイスン 藤沢ゆき/訳
『ヴァイキングに愛を誓って』
(原題 Viking! )定価960円(税込)
舞台は9世紀。勇猛果敢な戦士として名高い、ヴァイキングの首領ソーン。彼はある日、何かに導かれるようにマン島に立ち寄り、そこで月光のもと水浴びをする娘を見て、一目でその虜になってしまいます。彼女の名はフィオナ。癒やしの力をもつ美しい娘。それから一年、どうしてもフィオナの面影を忘れられないソーンは、ついに島に再上陸し、彼女を拉致して自らのものにしてしまいますが……。


ナリーニ・シン 藤井喜美枝/訳
『遠き記憶が輝くとき』
(原題 Blaze of Memory )定価1150円(税込)
〈サイ=チェンジリング〉シリーズ第7弾の登場です! 〈シャイン財団〉理事長のデヴラジ・サントスは、家の前に放り出されていた傷ついた女性を保護します。拷問と薬物投与のせいで記憶を喪った美しきサイ。カーチャと呼ばれることになった彼女と回復までの時間を過ごすなか、すべてが罠である可能性を考慮しつつも、いつしか惹かれてゆくデヴでしたが……。巻末には特別短編を収録!

投稿者romance: 22:30 | コメント(9) | トラックバック(0)



2013年07月24日
新刊案内

淑女の心得

今月のもう一点は、サブリナ・ジェフリーズの〈淑女たちの修養学校〉シリーズ最終編、『淑女の心得』です。

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あらすじは、こんな感じです。

シャーロットは途方に暮れていた。
自らが経営する修養学校の隣地で持ち上がった競馬場建設計画。
もし実現すれば、良家の子女を顧客とする学校は立ち行かなくなってしまう。
なのに、いつも頼りにしてきた謎の支援者「マイケル」からの連絡はふっつり途絶えたまま。
そんなある日、驚くべき人物がシャーロットを訪ねてやって来た。
若き日に一度は心を交わしながら、勘違いと手違いから手ひどく傷つけてしまった人。
その彼がなぜ自分の前に……まさか復讐?
大人気リージェンシー、〈淑女たちの修養学校〉シリーズ最終章!


今回のヒロインは、校長先生のシャーロット。
これまでの巻でも、各章の冒頭で「マイケル」様と手紙のやりとりをしていて、おなじみの女性です。
一応、読み出したらすぐにネタは割れるのですが、今回ヒーローを務める「マイケル」様の正体は一応ふせておきます。
みなさんは、みごと正解できましたでしょうか?

ぶっちゃけ、シャーロットのキャラクターには編集者個人は思うところが多く、ゲラをチェックしながら、そのあまりの理不尽ぶりになんども「いいかげん、こいつなんとかしないと」とつぶやいたものですが(笑)、そのぶんマイケル様の度量の大きさと、けなげなまでの献身ぶりには心ときめきました。
振り回されるほどに輝く、不憫なまでに包容力のあるキャラの典型ですね・・・。
がんばれ、マイケル様!

内容的には、過去のトラウマに由来する恐怖症が重要な役割を果たす点、かなり理屈の勝った複雑で密度の濃いプロット、強気で弁の立つうえに要求の多いインテリ・ヒロイン、居丈夫ながら繊細で傷つきやすいヒーローなど、サブリナ・ジェフリーズの特徴が十全に発揮された良作だと思います。
既刊の長編および中編で主人公をつとめた、それぞれのキャラも登場。
大団円にふさわしい華やかな最終編となっています。ぜひご一読下さい。

なお、サブリナ・ジェフリーズに関しては、今後も弊社から、順次ご紹介していく予定となっています。

いまアメリカでは、ジェフリーズは『セクシー・リージェンシーの女王』と評され、出す本すべてがニューヨーク・タイムズ・ベストセラーリストのBEST10に入るほどの大作家へと飛躍しています。
来年ごろに、本シリーズに続く〈Hellion〉シリーズをご紹介する予定となっておりますので、ぜひご期待ください。リージェンシー・ロマンスの頂点に君臨する著者の傑作をお届けできるのを、われわれもたのしみにしております。(編集J)

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