教科書が教えない忠臣蔵
〜それぞれの赤穂事件
■山本敦司・中野元共著
■定価/1300円(税込)
■1999年12月1日
■ISBN 4-594-02648-6
今まで誰も語らなかった新忠臣蔵論!
「赤穂事件は単純な“義挙”の物語ではない」
さまざまな視点から事件を再構築し、
その隠された実像に迫る立体証言忠臣蔵
赤穂事件、いわゆる忠臣蔵と呼ばれる播州赤穂藩改易にまつわる一連の騒動から、およそ三百年の月日が経ちました。
この間、数えきれないほど赤穂事件は語られてきましたが、そのほとんどが赤穂の遺臣たちを礼賛したものです。つまり彼らは「義士」であり、武士の「鏡」で、彼らこそが日本人のロマンを体現しているというものです。しかし、今日に伝わる「忠臣蔵」の構成要素は、すべて四十七士サイドにた
ったものばかりです。
そこで本書では、さまざまな視点から事件の本質に迫ります。
これまで見えなかったこと、語られてこなかったことを、異なる立場や異なる利害から、もう一度見直しました。
例えば、四大名家から見た忠臣蔵とは何だったのか、あるいは赤穂領民にとっての忠臣蔵はどういうものだったのか、などです。
99年のNHK大河ドラマにも取り上げられた“元禄忠臣蔵”は、時代を越えて日本人の心に刻みこまれています。ただ、赤穂事件は決して単純な「義挙」の物語ではありません。その深層には、見えない意味が隠されているのです。
これまでの「忠臣蔵」とは視点を変え、もう一度「赤穂事件」の全体像に迫る本書は、同時に、「赤穂事件」の基本がわかる初心者向けの一冊でもあります。
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