ケン・フォレット 1949年、ウェールズ生まれ。新聞記者、出版社勤務などを経て1978年にスパイ小説『針の眼』を発表、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞を受賞。1989年に発表された『大聖堂』は全世界で2000万部を超える大ベストセラーに。その後、続編『大聖堂-果てしなき世界』、「百年三部作」の『巨人たちの落日』『凍てつく世界』『永遠の始まり』を執筆、さらにはキングズブリッジ・シリーズの『火の柱』『The Evening and the Morning』を書き継いでいる。本作はコロナ禍のなか一気呵成に執筆された、著者久々の現代を舞台としたポリティカル・スリラー。
〈扶桑社ミステリーのケン・フォレット作品〉
火の柱(上・中・下)