マイアミ・ポリス

著者名

チャールズ・ウィルフォード

判型

定価

734円(本体667円+税)

発売日

1988/12

ISBN

9784594003777

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この本の内容

ホウク・モウズリーはマイアミ警察の殺人課の部長刑事。10年前、妻とは別れたが、慰謝料やら生活費やらで、収入の半分を巻き上げられ、年々借金が増えるという惨状。警察官は市内に住めという警察の方針があるので、しかたなく保安係を兼ねて安ホテルに仮住まい中だ。さて、最近おこった市内の高級住宅地での麻薬常用者変死事件を扱いあぐねているところへ、上司が過去の迷宮入り事件の再調査を命じて、殺人課は大忙し。そこへ突然10年ぶりに現れたのがホウクの2人の娘。新しい男をつくったホウクの別れた妻が押しつけてきたのだ。落ち着く間もなく今度は部下の女性刑事が家出した。さしものホウクもたまらず叫ぶ。おまえらどうしておれのまわりでやっかいごとばかり起こすんだ!災難つづきもなんのその、愉快な連中でくりひろげるオキテ破りの警察物語。

著者プロフィール

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チャールズ・ウィルフォード
1919年アーカンソー州生まれ。幼くして孤児となり、流浪の青年時代を送ったのち、年齢を偽って陸軍に入り、めざましい戦果をあげる。53年に長編デビュー。長く不遇だったが、80年代に再評価され、カルト的な人気を得た。88年に死去。主な作品に『拾った女』『炎に消えた名画』『マイアミ・ブルース』『危険なやつら』(すべて扶桑社ミステリー)など。

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