マイアミ・ポリス
あぶない部長刑事

著者名

チャールズ・ウィルフォード

判型

定価

619円(本体563円+税)

発売日

1989/10

ISBN

9784594004941

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この本の内容

マイアミシティ、六月。前作『マイアミ・ポリス』の事件から半年、やもめ暮らしのホウクだったが、別れた母親がおしつけて来た娘たちとの共同生活もほぼ順調。まずは平和な毎日だ。ところが、ある朝、ホウクは八時半になっても出勤しないで、一日中、椅子に座って壁を見つめたっきり。なんとホウクは「燃え尽き症候群」になってしまったのだ。同僚の手配で、ホウクは三十日の無給休暇をとり、アパートの管理人をしてリハビリに努めるここととなった。さて一方、ウエスト・パームビーチで悠々自適の生活を営むスタンリー老人。ところがひょんなことから拘置所へ。なかで知り合った札付きの悪党に、ずるずると悪事の片棒を担がされる羽目に―。エルモア・レナードら小説の名手が激賞する、知られざる巨匠ウィルフォードによる、ユーモア警察&犯罪物語。

著者プロフィール

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チャールズ・ウィルフォード
1919年アーカンソー州生まれ。幼くして孤児となり、流浪の青年時代を送ったのち、年齢を偽って陸軍に入り、めざましい戦果をあげる。53年に長編デビュー。長く不遇だったが、80年代に再評価され、カルト的な人気を得た。88年に死去。主な作品に『拾った女』『炎に消えた名画』『マイアミ・ブルース』『危険なやつら』(すべて扶桑社ミステリー)など。

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