マンガ教科書が教えない歴史 3

著者名

藤岡信勝 著 , 自由主義史観研究会

判型

定価

1047円(本体952円+税)

発売日

1998/12/01

ISBN

9784594025557

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この本の内容

日本の戦後歴史教育に一石を投じた小社発行の「教科書が教えない歴史1・2・3・4」。戦後五十有余年の歴史教育の中で、封印されてきた様々な事実を、自分たちの目できちんととらえ直そうとする自由主義史観研究会の視点は、幅広い世代から支持され大ベストセラーとなり今なお売れ続けています。
 現在の日本の歴史教育の現場では、近現代史に目を向けないばかりか、一面的な歴史観にのみとらわれ、自虐的なことばかりが教えられています。そのため自分の国、日本を愛することができず、自分の国に対してプライドを持てない子供が増えているといわれています。
 このような悲しむべき事実を憂え、原作の4巻は書かれたわけですが、今回その原作本を小学生でも読めるように、マンガでやさしく読み解いたのが本書です。
 マンガ化にあたり原作4冊を再構成し直し、前半では「勇気と友情物語」「日本人の心を伝えた外国人」など人類愛で貫かれた信頼の情で結ばれた人物たちに焦点を当てたオムニバス形式の短編などを収録。また後半では、太平洋戦争の勝者であるアメリカの論理で処理されてしまった事実を徹底的に調べ直した「検証・東京裁判」や、近代日本の要となった「明治憲法」、現行の歴史授業では、あたかも日本人が制定したものとされている現憲法についての秘話が満載の「日本国憲法」など、原作では短編だったものを長編として新たに“公平な目で、日本人の立場から自国の歴史を正しく認識する”コンセプトでストーリーを起こし、読みやすく構成してあります。
 また小学生はもとより、大人が読んでも読み応えある迫カあるタッチの作画は、人気マンガを数多く手掛ける、ダイナミックプロダクションが担当しています。
 来るべき21世紀を生きる子供たちにこそ知ってほしい、この国の真実の歴史です。

著者プロフィール

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藤岡信勝
昭和18年北海道生まれ。北海道大学教育学部卒。同大学大学院教育学研究科博士課程単位取得。名寄女子短期大学講師、北海道教育大学釧路分校助教授、東京大学教育学部助教授を経て、平成3年より教授(学校教育開発学コース)、平成16年4月より拓殖大学教授。平成7年自由主義史観研究会を組織し、季刊雑誌『「近現代史」の授業改革』(明治図書)を創刊。「新しい歴史教科書をつくる会」の副会長としても活躍。著書は『近現代史教育の改革−善玉・悪玉史観を超えて』(明治図書)、『汚辱の近現代史』(徳間書店)、共著に『国民の油断』(PHP研究所)、編著に『教科書が教えない歴史①②③④』など多数。

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