幻のヴァイオリン

著者名

アン・ライス

判型

文庫判

定価

1885円(本体1714円+税)

発売日

1999/12/01

ISBN

9784594028374

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この本の内容

名はトリアナ・ベッカー。夫を喪い、その遺体とともに屋敷に閉じこもる彼女の前に、長い黒髪の若きヴァイオリニストがあらわれた。その音楽は、トリアナの心を徐々に裸にしていく。家族との確執、最愛の妹の失踪、アル中で死んだ母、幼くして命を奪われた娘……そしていままた夫を亡くし、トリアナは生きる苦しみにさいなまれていた。ヴァイオリニストとの葛藤の果てに、そのストラディヴァリウスを奪い取ったトリアナは、時を超えた! 楽聖の時代へ、ヴァイオリニストが生きた真実を見るために───
アン・ライスが、自らの人生の苦悩をこめて築いた、感動の幻想小説!

著者プロフィール

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アン・ライス
1941年、ニューオリンズ生まれ。娘の死をきっかけに創作活動を開始した。邦訳に『夜明けのヴァンパイア』(ハヤカワ文庫)に始まる<ヴァンパイア・クロニクルズ>シリーズや、<スリーピング・ビューティ>三部作(扶桑社ミステリー)などがある。

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