僕は、涙の出ない目で泣いた。

著者名

川畠成道

判型

四六判

定価

1362円(本体1238円+税)

発売日

2000/12/19

ISBN

9784594030452

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この本の内容

「目が見えなくなったおかげで、僕はバイオリニストになることができた。」著者はそう語ります。8歳で視力のほとんどを失って以来、バイオリン一筋に励み、世界にはばたくソリストとなった川畠成道氏。今回、彼が、初めてその20年間を振り返りました。そこには、天才と呼ばれる彼の並外れた努力と、ロンドン生活を支えた母、目の見えない彼に最初のレッスンをほどこした父、彼の音楽作りを導いた教師たちの愛と献身が描かれています。この一人の若者から、困難を受け入れ、それに立ち向かう心の力を学んで下さい。2ndアルバム『アヴェ・マリア』 2900(税別) 12月16日ビクターエンタテイメントより発売。

著者プロフィール

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川畠成道
川畠成道プロフィール1971年11月21日東京の杉並区で生まれる。8歳のとき、アメリカ旅行中、風邪薬が原因で視覚障害となる。10歳でヴァイオリンを始める。中学1年で、毎日新聞主催第38回日本学生コンクール入賞。1990年桐朋学園高等学校卒業、同学園大学入学。第59回日本音楽コンクール(毎日新聞・NHK共催)入賞。1994年桐朋学園大学卒業。同研究科を経て、英国王立音楽院へ留学。1996年英国王立音楽院協奏曲コンクール優勝。1997年英国音楽院を首席で卒業。同音楽院創立175周年記念コンサートでソリストをつとめる。1998年3月27日日本でのデビュー公演で、日本フィルハーモニーと共演。1998年11月27日紀尾井ホールで初リサイタル。1999年デビューCD「歌の翼に」(ビクター発売)が10万枚以上の売り上げを記録する。2000年7月ロンドン公演を果たす。世界的音楽誌「ストラド」の音楽評で絶賛される。2000年9月24日ロサンゼルス公演でアメリカ・デビューを果たす。「ロサンゼルスタイムス」の音楽評で絶賛される。2000年12月16日セカンドCD「アヴェ・マリア」が発売となる。

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