アジア再考

著者名

深田祐介 著 , 古森義久

判型

四六判

定価

1466円(本体1333円+税)

発売日

2001/11/27

ISBN

9784594033224

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この本の内容

日本はかつてアジアで悪いことばかりしたという一部の国の政策的な宣伝を鵜呑みにして、贖罪意識を増幅させる日本の−部マスコミ。事実を探求する思考を放棄したことが、アジアヘの的確な視点を失わせている。軍事大国化する中国に、なぜ巨額のODAを行うのか。韓国・中国にいつまで謝り続けるのか。パートナーの台湾に、なぜ冷たくするのか。産経新聞の前中国総局長であった古森義久さんは、タブーを恐れずに中国の実態にメスを入れた前著『日中再考』(小社刊)を著し、ベストセラーとなりました。今回はアジア通の深田祐介さんと迫熱の討論を行い、日本はアジアとどう付き合うベきかを、国益を忘れた外務省になりかわり、最新東洋事情を分析し、日本の進路を明かします。日本人が抱いている硬直的なアジア観を打破するために、本当のアジアの読み方を提示しています。

著者プロフィール

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深田祐介
深田祐介(ふかだ・ゆうすけ)1931(昭和6)年東京生まれ。55年早稲田大学法学部卒。日本航空入社後、海外駐在員、広報室次長を経験。75年『新西洋事情』で大宅壮一ノンフィクション賞、82年『炎熱商人』で直木賞を受賞。82年日本航空を退社し、作家生活に入る。主な著書に『暗闇商人(上・下)』『アジア再考』『北朝鮮・狂気の正体』『大東亜会議の真実』などがある。

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古森義久
1941(昭和16)年、東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。米国ワシントン大学大学院留学。毎日新聞社会部記者、サイゴン・ワシントン両特派員、政治部、編集委員を歴任。87年に産経新聞社に移り、ロンドン・ワシントン両支局長、初代中国総局長を経て、2000年12月からワシントン駐在編集特別委員兼論説委員。<著書>『ベトナム報道1300日』(筑摩書房)、『日米異変』(文藝春秋)、『大学病院でなぜ母は死んだか』(中央公論社)、『北京報道700日』(PHP研究所)、『日中再考』(扶桑社)など。

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